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小学校の教師を辞めたい人の6つの理由とは?現役教員が体験談付解説【解決策もあります】

転職活動をする前に

小学校の教師だけど仕事がつらい・・・

辞めたいって思うけれど、これっておかしいのかな・・・?

 

こんな悩みを解消します。

 

あこがれだった小学校の先生。

 

教壇に立って、子どもたちの成長する姿を見たい!

 

そんな思いで働き始めたけれど、理想と現実は違うもの。

 

  • トイレすら行けない休み時間
  • 教材研究
  • 数多く回ってくる校内の仕事
  • 突発的な子供同士のトラブル
  • 保護者からのクレーム

 

気がつけば頭には「辞めたい」という言葉が浮かび上がることもあるでしょう。

 

小学校の先生が辞めたい、と思ってしまう主な理由は次の6つです。

  • 指導する教科数が多い
  • 休憩時間がない
  • 休日出勤も当たり前にある
  • 保護者からの要望が多い
  • 体調が悪くても休みにくい
  • 「若い人にやらせる」文化が残っている

 

この記事では、小学校経験のある僕が実際に教員を辞めようと思ったきっかけ、同僚から聞いた話などから「小学校の教員を辞めたい理由」をまとめました。

 

さらに後半では辞めたい理由にたいして、どうやって解決していけばよいのかを解説します!

 

ネットでは様々な記事がありますが、小学校で6年間働いた経験者がまとめる記事はここだけです。

 

この記事を読めば小学校の先生で「辞めたい・・・」と悩んでいる人の気持ちが軽くなりますよ!

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小学校の教師が辞めたいと思ってしまう理由

繰り返しになりますが、小学校の先生が辞めたいと思ってしまう主な理由は次の6つです。

 

  • 指導する教科数が多い
  • 休憩時間がない
  • 休日出勤も当たり前にある
  • 保護者からの要望が多い
  • 体調が悪くても休みにくい
  • 「若い人にやらせる」文化が残っている

 

指導する教科数が多い

小学校は中学校と違い、ほとんどの教科を教えなければいけません。

 

そのため、教材研究に時間がかかってしまいがち。

  • 国語
  • 算数
  • 社会
  • 理科
  • 体育(保健)
  • 音楽
  • 図工
  • 家庭

このような一般的な教科だけでも大変ですよね。

 

さらに最近では

  • 道徳
  • 英語
  • プログラミング学習

といった教科も指導することになりました。

 

どこまで増えるんだ・・・

 

僕の職場でも「小学校で教える教科が多すぎるから」という理由で中学校へ異動した人がいるほど。

 

「しっかり教えたい!」と思う人ほど、この教科数の多さに苦労してしまいがち。

 

教材研究に時間をかけようとするあまり、大変になって辞めたいと思うことが多いでしょう。

 

>>【初任者必見】教材研究ノートの作り方と3つのメリット【実践例】

休憩時間がほとんどない

小学校の先生は休憩時間がないようなもの。

 

休み時間があるでしょ?

 

と言われますが、やることはたくさんあります。

  • 宿題のチェック
  • 子どもといっしょに外で遊ぶ
  • 保護者からのお便り返信
  • 次の授業準備

 

やることだらけで休むヒマはありません。

 

トイレにも行けず膀胱炎になってしまう先生もいるほど…

 

もちろん、法的には休憩時間としてお昼、夕方などに設定されている場合もありますが・・・

  • お昼は給食指導
  • 夕方は教材研究

何かしらやることがあるんですよね・・・

 

まともに休める環境ではないことが、辞めたいと思う気持ちを後押しします。

 

休日出勤も当たり前にある

教科も多く、休み時間もない中ではまともに教材研究などできません。

 

しかし授業は毎日行われるため、結局は休みなはずの土日も学校へ来て仕事をする人もいます。

 

授業だけでなく、土日に行われるPTA会や学校行事に参加することもしばしばあったり。

 

僕も小学校勤務のときは、よく日曜日に仕事をしていました。

 

僕の場合は校内の花壇を整備する仕事。

 

保護者のボランティアといっしょに日曜日の朝から昼まで花を植える活動をしていました。

 

もちろんタダ働きです。

 

土日すらまともに休めない仕事に嫌気がさしてしまうのも無理はありませんね。

 

保護者からの要望が多い

 

中学校と小学校、どちらも経験した僕からすれば、保護者からの要望が多いのは明らかに小学校でした。

  • 特定の教科をしっかり教えてほしい
  • 嫌いな食べ物を食べさせてほしい
  • 水泳で泳げるようにしてほしい

などなど、いろんな要望がありました。

 

この要望は1、2年生になるほど多くなります。

 

場合によってはトイレの使い方から教えなければならない子どもがいるケースもあったりします。

 

割と無茶な要求もあったりするので

 

学校の先生ってこんなこともしないといけないの?

 

となり、辞めたくなる気持ちがふくらんでしまいます。

 

>>あなたが保護者から「ハズレ先生」だと思われる理由とは?【ヒント:日々の積み重ね】

体調が悪くても休みにくい

 

小学校は1人の先生が1つのクラスで授業を行いますよね。

 

中学校と違い、学年に所属する先生がほとんどいないため、体調が悪くても「休みます」と申し出にくいことがよくあります。

 

休んだら授業が遅れちゃう!

他の先生にも迷惑を書けてしまう!

 

責任感が強い、真面目な先生ほどこう思ってしまい休みにくくなっていきます。

 

結果、身体を壊してしまい「辞めたい」と思ってしまうきっかけになりかねません。

 

>>【比較】小学校・中学校の先生の仕事内容5つの違いとは?【経験談あり】

「若い人にやらせる」文化が残っている

 

教育現場は年功序列です。

 

そのため「若い人」ほどいろんな仕事を押し付けられがちなところもあります。

 

学年主任より早く出勤するべきだったり、各種行事の当日は朝早く来て準備しなければいけなかったりする風習がある学校も残っていたり・・・。

 

僕が小学校で働いていたときにひどく感じたのは、同じ学年の先生から仕事を押し付けられたことです。

 

当時、3クラスの学年だったのですが、僕以外の2人の先生が仲良しでした。

 

僕がいないときに話が進むこともあって「○○に決まったから」と事後報告があることも。

 

挙げ句、「このプリントは印刷しといてね」と一方的に言われて自分の仕事ができないパターンが多くありました。

 

あの1年は本当に辛かった・・・

 

経験を積ませないといけない、という言い分も一理あるのですがあまりにも度を越しているケースもあります。

 

先生になったばかりの人が「辞めたい」と思う原因の1つになっていますね。

 

>>教員の「人間関係が辛い」と感じる3つの原因と5つの解消法【経験談もあります】

辞めたい!と思ったときの解決策

このような理由で「小学校の先生を辞めたい」と思う人はたくさんいます。

 

では「辞めたい」という気持ちはどう処理していけばいいのでしょうか?

 

転職活動で内定をもらいながらも、今も教員を続けている僕のオススメ解決策は次の4つです。

  • 悩みや不安を分かち合う
  • 自分なりの方法でストレスを発散する
  • 思い切って休職する
  • 思い切って転職する

 

順に解説します!

悩みや不安を分かち合う

最もお手軽にできるのが「悩みや不安を分かち合う」ことです。

 

同僚や友達といっしょに食事をして、不満などを言うことで日々のストレスを解消できます。

 

時間がなくて友達と会う時間がないよ!

 

こんな人はSNSでもいいかもしれません。

 

Twitterでは教員をしている匿名のアカウントが数多くいます。

 

 

あなたの悩み、不安、グチに共感してくれる人もいるはず。

 

ただし注意点として次の2つにだけは気をつけましょう。

 

  • 身元がばれないようにする
  • 個人を誹謗・中傷する表現は避ける

 

最低限のルール、マナーを守ればSNSはあなたの気持ちを和らげる手段にもなるはずですよ。

 

自分なりの方法でストレスを発散する

時間にゆとりがあるのであれば「これだけやれば散できる!」という方法でストレスを解消することもいいでしょう。

  • 軽い運動をする
  • 瞑想する
  • 思い切りゲームをする
  • 感動する映画を見る
  • お笑い番組を見る
  • おいしいものを食べる

「これ!」という方法が自分の中であれば、気分がリフレッシュされてまた働こう!という気持ちにもなります。

 

ちなみに僕の発散方法は「車の中で思い切り歌を歌うこと」です。

 

 

通勤・退勤中に思い切り叫ぶことで気持ちがカラッと変わることができます。

 

車内なので誰にも迷惑がかかりませんし、お金もかかりません。

 

自分にあったストレス解消法を1つ、持っておきましょう。

 

休職する

心身を休めたいという人は思い切って休職するのも1つの手。

 

知っている方も多いと思いますが、教員の休職者数は割と多め。

 

教員の病気休職者数は平成29年度で7,796人もいました。

 

さらに精神疾患による休職者は平成19年度以降、5,000人前後で推移しています。

 

平成29年度は小学校で2,333人と、精神疾患による休職者のおよそ半数。

 

 

このデータからも小学校の先生がいかに病みやすいか分かりますね・・・

 

もはや教員の休職者は当たり前ではなくなりました。

 

責任感が強いために、働かなければ!という気持ちがあるのも分かります。

 

しかし、自分の身体を壊すまえに休むということも選択肢の1つに入れてはいかがでしょうか。

 

>>【断言】教員を辞めることは「逃げ」じゃありません【自分の人生を送るべき】

転職する

教師という仕事がつらい、と思えるなら転職も検討するのもよいでしょう。

 

残念ながら、教員の転職率は高くありません。

 

しかし、年齢を重ねるほど転職が難しくなることも事実です。

 

僕自身、30を過ぎてから転職活動をはじめましたが本当に苦労しました。

 

30社以上の会社に応募して、内定をもらえたのはわずか1社。

 

「20代なら採用するけど・・・」といった言葉は何度も聞かされました。

 

もちろん30代でも転職は可能です。

 

しかし若ければ若いほど、転職を成功させる可能性は高いのも現実。

 

教員免許が活かせる転職先もあります。

 

 

転職してみようという選択肢も入れておくとよいでしょう。

 

>>【最新版】20代教員におすすめ転職エージェントは5つだけ【本気で転職】

まとめ|小学校教員が辞めたい理由はたくさんある

小学校の教員が辞めたい理由と解決策をまとめました。

 

今後もますます仕事が増えそうな教育業界。

 

あこがれて小学校の教師になったとしても、つらくて辞めたいと思えてしまうことはありますよね。

 

あなたのように責任感が強い先生であれば、つらくてもガマンしがちです。

 

ですがよく考えてみてください。

 

一度きりの人生、本当にそれでいいですか?

 

つらいのは、あなただけですか?

 

イヤイヤ仕事を続けた結果、子どもや保護者を不幸にさせてしまっては何も意味がありません。

 

僕自身も、転職活動をするまでは不安でいっぱいでした。

 

しかし、実際に行動したことで自信を獲得。

 

今では「いつでも辞められる」という勇気を胸に、もう一度教員として働くことができるようになりました。

 

人生は行動しなければ変わりません。

 

転職エージェント」や「転職サイト」に登録すれば、「仕事は辞めても他にある」という安心感も得られます。

 

今すぐ転職をする気がなくても、情報をながめていくだけで心が落ち着くことだってあるかもしれません。

 

登録はもちろん無料です!

 

特に教員におすすめの転職エージェントは次の3つ。

 

変えたいのであれば、今日から行動を始めましょう!

 

今回は以上です。

 

YouTubeもはじめました!

 

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