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教員の「人間関係が辛い」と感じる3つの原因と5つの解消法【経験談もあります】

転職活動をする前に

 

教員だけど人間関係が辛い・・・ストレスだ!

原因や解消法が知りたい・・・!

 

こんな悩みを持つ教員に向けて書きます。

 

教員の仕事量は多く、残業が毎日ある人も多いことでしょう。

 

なかなか定時に帰れない!と不満を持っていると世間では認知されています。

 

しかし、実は多くの教員は「人間関係」における悩みもたくさん抱えています。

 

教員の「人間関係が辛い」と感じる原因は3つあります。

 

  • 生徒との人間関係
  • 保護者との人間関係
  • 同僚・上司との人間関係

 

この3つを見て「確かに!」と思う人もいるのではないでしょうか。

 

この記事では、人間関係で辛い思いをしている教員の方に少しでも気持ちを軽くなってほしいと思って書きました。

 

記事の前半では、この3つの人間関係が教員にとって辛いと感じる理由を僕自身の体験談もふまえてまとめました。

 

後半ではさらに解消するための具体的な行動を提案します。

 

僕自身も教員として人間関係について辛く、悩んだ時期がありました・・・

 

この記事を読むことで、教員として「人間関係が辛い」と思える気持ちが軽くなるはずです。

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教師の「人間関係が辛い」と感じる3つの原因

繰り返しになりますが、教員の「人間関係が辛い」と感じる主な原因は次の3つです。

 

  • 対子どもとの人間関係
  • 対保護者との人間関係
  • 対教員との人間関係

 

これらは実際、平成24年に文部科学省が行った教職員のメンタルヘルス調査でも数値として具体的に表されています。

 

教諭におけるストレスを最も感じる原因として以下の結果が出ていました。

 

 

  • 生徒指導ー20.4%
  • 保護者への対応ー13.5%
  • 同僚との人間関係ー8.7%
  • 上司との人間関係ー4.8%

 

では、どのようなことが人間関係を辛くさせているのでしょうか。

 

さらに深堀りしてみます。

 

対子どもの人間関係

1つめは子どもとの人間関係です。

 

教員のメンタルヘルス調査によると、子どもとの人間関係が最もストレスになる要因となっていました。

 

それもそのはず、教員は子どもたちとは毎日のように顔を合わせ、同じ時間を過ごします。

 

そんな子どもたちと人間関係がうまくいかない、ということは「教員であること」を否定されるようなもの。

 

 

子どもたちが話を聞いてくれない…

何度も指導してるのに言うことを聞いてくれない…

 

担任として、こんな悩みを持つことはありませんか?

 

僕自身も、子どもたちとの人間関係づくりはとても苦労した時期が2回ほどありました。

 

1回目は初任者のとき、2回目は中学校へ異動したときです。

 

この2回は控えめに言っても学級崩壊寸前でした。

 

今でも、その時の子どもたちには申し訳なかったなぁと思ってます…

 

子どもとの人間関係がうまくいかないだけで、教員は本当に辛いものです。

 

子どもから信頼されるためには「心理術」を意識するとよいですよ。

 

こんな記事でまとめています。

 

対保護者との人間関係

教員のメンタルヘルス調査で2つ目に多いのが保護者との人間関係です。

 

教員をやっていれば、誰しも辛いと感じることがあるのではないでしょうか?

 

保護者は自分の子どもが1番です。

 

無理難題を要求してくることもしばしばありますし、信頼されなくなれば、ずっとクレームを言われ続けることもあります。

 

教師はなんでもやってくれると思われていますからね・・・

 

  • 嫌いな食べ物を食べさせてください!
  • 友達づきあいが苦手なのでクラスの子たちにうちの子どもに話しかけるようにさせてください!

 

このクレームは僕が今まで実際に言われた内容です。

 

もちろん、僕自身も未熟だったのはわかっていますが、あまりにもおかしい要求にはさすがに参ってしまいますよね。

 

保護者との人間関係が辛いとストレスも増えますし、仕事も全くはかどらなくなります。

 

保護者があなたを「ハズレ」だと思うのは日々の積み重ねもあります。

 

こちらのまとめた記事内で、あなたはいくつ当てはまりますか?

 

対教員との人間関係

実は一番辛いのが、教員間の人間関係だったりします。

 

なぜかと言うと、1年で終わるような関係性ではないからです。

 

子どもや保護者との人間関係ならば、年度ごとに学年や学級が変わることでリセットすることも可能です。

 

しかし、同僚は職員室でずっと顔を合わせなければいけませんよね。

 

解消されないと、ずっと辛いままになってしまいます。

 

神戸で問題となった「教員いじめ」なども、記憶にまだ新しいのではないでしょうか。

 

 

僕が同僚との人間関係で辛かったのはお局様による派閥でした。

 

当時、僕が勤務していた学校では何年もその学校で勤務し続けて、まるで全て知ってるかのような年配女性教員がいました。

 

その先生の一言で全てがくつがえったり、職員会議が変わったり・・・下手したら管理職よりも権力があるかのように振る舞っていました。

 

僕も最初はいろいろと教えてもらったのですが、少しずつ僕の指導、授業のやり方が気に入らなくなってくると仲間はずれにされるようになっていきました。

 

幸い、学級経営はうまくいっていた年だったので良かったですが・・・・

 

 

職員の人間関係としては最悪でしたね・・・・

 

残念なことに、教員の世界は年功序列です。

 

若い人は上の先生の言うことに従わなければいけないという風潮が少なからず残っています。

 

例え人としての器量が弱いような人でも、後輩に対して「指導」と称して好き勝手言う人も間違いなくいます。

 

辛い人間関係が待っている職員室なんて・・・

毎日、顔を出したくないですよね?

 

ちなみに、上手に「根回し」をできるようになると割と人間関係が円滑になることもあります。

 

ちょっとした一言を言うだけで、一目置かれる「根回し」の方法はこちらの記事で解説しています。

教員の「人間関係が辛い」気持ちを軽くする方法

 

人間関係が辛い原因は分かったけど、じゃあどうやって対処すればいいの・・・?

 

教員の「人間関係が辛い」原因が分かった上で、どうすればその気持ちを少しでも軽くできるのでしょうか。

 

僕が提案するのは次の5つです。

 

  • 人に話す
  • スポーツで汗を流す
  • 対象相手と必要以上に関わらない
  • 学校を異動する
  • 教師を辞める

 

順に解説します!

人に話す

教員の「人間関係が辛い」という気持ちを軽くしてくれる、最もシンプルで効果的な方法が「人に話す」ことです。

 

自分の日頃の不平・不満・不安を思い切り話すことで心を軽くすることができます。

 

特に学校内の同僚ではなく、全く関係のない友人などに話すことが良いでしょう!

 

時間もお金もかからない、簡単な方法ですね!

 

とはいえ、この方法には1つ欠点があります。

 

それは「いくら話したたところで現実的な解決にはならない」ということ。

 

あなたがグチを言っても、子ども、保護者、同僚との信頼関係がよくなるわけではありませんよね。

 

あくまでストレスを軽減する方法の1つです。

 

外で話すときには「生徒名」などを出さないように気をつけましょう!

 

 

スポーツで汗を流す

スポーツで汗を流すことも、教員の人間関係が辛い気持ちを軽くしてくれます。

 

適度な運動はリフレッシュ効果があると言われています。

 

夢中になることで嫌なことも忘れられますし、仕事に対する集中力も増加させてくれるとか!

 

ただし、これも現実的な解決にはなりません。

 

あくまで「嫌なことを忘れる」ための方法なだけです。

 

頼り過ぎは注意ですね。

 

対象相手と必要以上に関わらない

3つめは相手と必要以上に関わらないことです。

 

特に合わない同僚など、教員の人間関係に効果的です。

ぶっちゃけ、あなたが「嫌だなあ」と思う同僚とは無理に付き合う必要はありません。

 

また、相手が考えていることは必要以上に想像することもありませんよね。

 

アドラー心理学でいう「課題の分離」ですね!

 

仕事上、どうしても必要なことだけ関わるようにして、後はさっさと教室なり、1人になれる場所なりで仕事をしちゃいましょう。

 

職員室を離れると、意外と定時に帰れるようになることもあります。

 

学校を異動する

異動届けを出して別の学校へ異動することで、辛い人間関係から逃れることもできます。

 

割とハードルは高いかもしれませんが、現実的な方法ではありますよね。

 

地区を異動すれば保護者の情報網からも逃れられます。

 

また、教員間の人間関係も変えられるので気持ちを新たにすることができます。

 

実際、僕の後輩も地区を変えて成功した人がいます。

 

その後輩からはずっと「勤務している学校での人間関係が辛い」と不満を言っていました。

 

そのストレスのせいか、学級もうまくいかず困っていたところ、思い切って異動を決意。

 

結果、別地区で今はすばらしい同僚に恵まれ、働いていると聞いています。

 

 

教員の人間関係は辛いけれど、教員は続けたい・・・

 

こんな人は、ぜひ異動を検討してみましょう。

 

教師を辞める

教員として、人間関係がもう辛い!という人は辞めるのも1つの手です。

 

よく「教員を辞めてもきっと同じ人間関係で悩む」なんて口にする人がいるがそれは間違いだと思います。

 

なぜなら、人間関係は自分ではどうすることもできない要因も少なからずあるから。

 

自分に原因がないものを解決することはできません。

 

そもそも人間関係で悩み、仕事が辛いくらいなら心身が壊れる前に辞めたほうが自分のためになります。

 

僕も別の理由で転職活動をしました。

 

今では「内定をもらえた」経験から、いつでも仕事を辞められるという覚悟の上、教員として全力で働いています。

 

おかげで、些細な人間関係で悩むことは一切なくなりました。

 

いつでも辞めれるから!という気持ちが後押しすると、不思議と学級経営も安定するんですよねえ。

 

退職までは踏み切れなくても転職エージェントや転職サイトに登録するだけでも心は軽くなるかもしれません。

 

送られてくる求人で「自分は他でも働けれる」という心の支えになりますから。

 

年代別の転職エージェントはこちらの記事でもまとめています。

 

20代はこちら

>>【最新版】20代教員におすすめ転職エージェントは5つだけ【本気で転職】

 

30代はこちら

>>転職で失敗したくない30代教員におすすめ転職エージェント5選【2020年度版】

 

人間関係ごときで苦しむくらいなら仕事は辞めたほうがいいですよ。

 

まとめ|人間関係で辛い思いをしなくてもいいです

改めて今回の記事をまとめます。

 

教員の「人間関係が辛い」と感じる主な原因

 

  • 対子どもとの人間関係
  • 対保護者との人間関係
  • 対教員との人間関係

 

人間関係の辛さ、ストレスを軽減する方法

 

  • 人に話す
  • スポーツで汗を流す
  • 対象相手と必要以上に関わらない
  • 学校を異動する
  • 教師を辞める

 

仕事でストレスを抱えている先生方は多いことでしょう。

 

責任感が強い人ほど、悩みを抱えたまま発散できずにいるはず。

 

あなたの心身が壊れてしまう前に、ぜひ軽くするための行動をとってくださいね。

 

一度しかない人生、悩むのは損ですよ!

 

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