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教員の転職は難しい?WEBコンサル会社に内定した中学教師が解説

転職活動をする前に

 

教員の転職は難しいって言われるけど本当かなあ?

転職したいけれど就職先が見つからないのはイヤだ!

 

こんな悩みを解消します。

 

仕事量が多く、ストレスもある教員の仕事。

 

毎日残業ばかりで、気がつけば自分で使える自由の時間すらない生活・・・

 

  • どうして働いているんだろう?
  • こんな毎日が続くのかな?

 

そんな思いから「転職」という言葉が頭をよぎる人もいることでしょう。

 

多くの人が「教員からの転職は難しい」と口をそろえて言います。

 

結論から言うと、たしかに教員からの転職は難しい部分があります。

 

教員の転職が難しいと言われる主な理由は次の3つです。

 

  • 転職のタイミングが難しい
  • 市場価値に対して年収が高い
  • ビジネス経験が少ない

 

上記の理由から教員の転職はたしかに難しいです。

 

しかし、不可能ではありません!

 

しっかり情報を集め、対策をすることで転職することは可能です。

 

記事の信頼性

自己紹介

記事を書いている僕は現職の中学校教員。

 

  • およそ半年間でプログラミング独学
  • 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
  • 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中

 

おかげさまでブログは15万PVを突破。

 

Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!

 

僕自身、中学校教員として働きながら転職活動に挑戦。

 

未経験でありながらWebコンサル会社から内定をもらうことに成功しました!

 

この記事では実際に中学校教員として働きながら転職活動を行った経験から、

 

  • 前半:転職が難しいと感じた理由
  • 後半:転職で失敗しないためのコツ

 

をまとめました。

 

ネットで検索すれば多くの情報が出てきますが、どれも転職会社がまとめた記事が多め。

 

実際に転職活動をした教員がまとめたものはここだけ!

 

この記事を読み終えれば、教員の転職が難しい理由と、転職するコツが分かるようになりますよ!

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教員の転職は難しい?離職率はたった0.7%!

そもそもどれくらいの先生が転職をしているの?

実は統計ではかなり低い数値となっているんです…

 

総務省による「平成30年度 地方公務員の退職状況調査」によると定年や死亡などを除く、普通退職者数は6,622名という統計が出ています。

 

公立の教職員数はおよそ101万人。

 

そこから割り出すと公立教員の離職率はおよそ0.7%という数字!

 

消費税とは比較にならない低さ・・・

 

 

みなさんの周囲にも転職のために教員を辞める人は少ないのではないでしょうか。

 

  1. 経験者がいない
  2. 誰に相談すればいいかわからない
  3. 辞めたいけど決断できない

 

ではなぜこれほど低い水準なのでしょうか。

 

それには転職が難しい理由があるからなんです。

教員の転職が難しい3つの理由

教員の転職が難しい主な理由は次の3つです。

 

  • 転職のタイミングが難しい
  • 市場価値に対して年収が高い
  • ビジネス経験が少ない

 

転職のタイミングが難しい

1つ目の理由はタイミングの難しさ。

 

なぜなら、転職活動が教員の忙しい時期と重なるためです。

 

一般的な転職の流れとしては

 

  • 転職活動:12月〜
  • 退職:3月
  • 転職:4月

 

転職活動は遅くとも1〜2月には始めているはずなんですよね。

 

それより早い時期だと途中入社になります

 

では1月〜2月といえばどんな時期でしょうか?

  • 冬休み明けの課題を確認
  • 課題・学年末テスト
  • 3学期の授業参観
  • 宿泊学習
  • 職場体験
  • 卒業生を祝う会
  • 卒業式の練習
  • 年度末の成績処理
  • 次年度の学級編制

小学校、中学校と経験した僕がぱっと思いつくだけでもこれだけの行事、業務があります。

 

改めてみると・・・やること多すぎ!

 

こんな忙しい時期に転職活動をやろうって…なかなか大変じゃないですか?

 

時間が取れない!

 

となってしまい、転職活動が進まなくなってしまうんです。

 

 

市場価値に対して年収が高い

2つ目の理由は市場価値に対して年収が高いことです。

 

転職をすることで今までより収入が減ってしまうことが、教員の転職を難しくさせています。

 

実際、僕もこの「収入が減る」ことが大きな壁となりました…

 

  • 30代中学校教員の手取り:30万
  • 転職で提示された収入:19万

 

これはあくまで僕の例ですが…

 

それ以外にも転職をされた先生方の声を聞いてみると

 

  • 毎月の給与:およそ5〜10万減少
  • 年収:およそ100万減少

 

かなり下がっているんですね。

 

収入が減ってしまうために、今までの生活が維持できないという不安が教員の転職を難しくさせています。

 

 

ビジネス経験が少ない

3つ目の理由はビジネス経験が少ないこと。

 

なぜかと言うと、ほとんどの教員は学校以外で働いたことがないからです。

 

当たり前と言えば当たり前ですが・・・

 

  • 成果を追求した経験がない
  • 基本的なビジネスマナーがない
  • ITリテラシーが低い

 

民間企業からは「教員は使えない」と思われがちなんですよね

そもそも「ビジネス経験がない」人材を民間が雇いたいと思うでしょうか?

 

新卒であればまだしも、中途採用の人材にそんなコストはかけたくありませんよね。

 

そのため、ビジネス経験が少ない教員は採用されづらい現実があります。

 

難しい転職で教員が失敗しない3つのコツ

聞けば聞くほど、教員からの転職って難しそう…

難しいですが、成功するコツもありますよ!

 

教員からの転職にはたくさんのハードルがあります。

 

しかしながら、絶対に不可能というわけではありません。

 

中学校教員として働きながら、未経験でWebコンサル会社から内定をもらった僕が成功できたコツは次の3つを意識したから。

 

  • 転職の理由を明確にする
  • 転職するまでのスケジュールを立てる
  • スキルを身につける

 

転職の理由を明確にする

1つ目のコツは転職したい理由を明確にすること。

 

なぜなら、転職では自分の希望条件を全て満たす仕事はほとんどないから。

 

  • 自由な時間を得たいのであれば、残業がない仕事
  • 自分がやりたい仕事があるのであれば、その業界
  • 少しでも収入を維持したいのであれば、給与が高い仕事

 

自分が転職で最も優先したい条件を明確にしておくことで、自分の軸をもつことができます。

 

僕は「プログラミングを活かせる」で仕事を探しましたね

 

Web関連の会社に絞って転職活動を行ったおかげで、Webディレクターとして声がかかったり、Webコンサルティングとして内定をもらったりすることができました。

 

プログラミングの独学で転職する方法については別の記事でもまとめています。

 

 

人によって条件はあると思いますが、自分の第一優先を決めて転職を始めましょう!

転職するまでのプランを計画しておく

2つ目のコツはプランを立てて転職活動に取り組むこと。

 

なぜかと言うと、仕事として転職できるタイミングが限定されてしまうから。

 

4月から新しい仕事に就きたい場合は1〜2月ごろから転職活動を始めることが一般的なのは先ほども話しましたよね。

しかし、僕としてはもう少し早めから動くことをおすすめします。

 

具体的には

 

  • 転職準備:8月
  • 転職活動:12月

「8月からどんな準備をするとよいのか」という

 

 

スキルを前もって身につけておく

3つ目のコツはスキルを身につけること。

 

なぜなら、教員の市場価値はとても低いから。

 

一般企業からする教員のイメージですが…

 

  • パソコンが使えない
  • 営業経験がない
  • 特筆したスキルがない

 

面接でも「ICTに詳しくなさそう」とハッキリ言われるほど…

 

ITリテラシーや転職したい職種に応じたスキルも個人で習得しておくのは必須です。
  • Word
  • Excel
  • PowerPoint

この3種類に関しては少なくとも、人並みには利用できるようにしておくことがオススメ。

 

一般企業においては最低限のレベルで必要なスキルです!

 

あなたが転職したい職種が明確なのであれば、そこにプラスしてスキルを身に着けておきましょう。

 

難しい転職にも安心!教員に強い転職エージェント

 

はじめての転職はやっぱり不安…

 

教員に強い転職エージェントを利用するのがオススメですよ!

 

ここまで読んだあなたなら、もう転職への気持ちを固め始めているはず。

 

しかし、「気持ち」だけで「行動」に移すことはできていないですよね。

 

なぜなら、「失敗」を恐れてしまうから。

 

  • 時間をかけても内定がもらえないとどうしよう
  • どこから準備すればいいのかな
  • どうやって書類を準備すればいいのかな

 

悩んでしまうことも当然ですよね。

 

そこで、教員でもしっかり支援してもらえるエージェントに登録しておくことをおすすめします。

 

エージェントに登録することで得られるメリットは以下の通り。

  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 希望条件に合った求人のリサーチ
  • 書類の送付を代行
  • 面接日程の調整
  • 面接対策の実施
  • 内定後の給与交渉

これらのサポートが無料で受けられる点はかなりありがたいです。

 

僕も実際に転職エージェントに登録をして活動しました!

 

未経験でWebコンサル会社に内定した僕が使ってみて本当に教員に強いと思えた転職エージェントは次の3つ。

 

 

 

 

 

 

詳しくはこちらの記事でもまとめているのでよければ参考にしてくださいね。

 

 

教員から難しい転職!よくある質問とは?

教員から転職を考えている人から、当ブログへ寄せられた実際の質問とその回答を紹介します。

 

ちょっと宣伝ですが、僕も転職アドバイスサービスを実施しています。

 

「エージェントに登録するのはちょっと気後れしちゃう」という人は僕でよければ相談にのりますよ!

 

30代教員でも転職はできる?

30代の教員だけど転職は難しいですよね?

たしかに難しいですが大丈夫ですよ!

 

僕も30代から転職活動を始めて内定をもらうことができました。

 

もちろん20代よりはハードルが高くなります。

 

しかし30代の教員だからこそ、今までの経験をアピールする職務経歴書を書くことができます。

 

自分の経験をうまくアピールしやすいのが30代教員の強みですよ!

 

 

管理職にはいつ相談するとよい?

管理職への相談ってタイミングがあるの?

相談は半年前あたりかよいです。

 

早すぎると情報が他の先生にも知れ渡ってしまい、あなたが働きづらくなってしまう可能性があります。

 

とはいえ遅すぎてしまうと来年度の人事にも関わってきます。

 

そのため最初の人事面接が行われるであろう10〜11月あたりに相談することをおすすめします。

 

 

まとめ|教員の転職は難しいけど「不可能」ではない

改めて今回の記事をまとめます。

 

教員の転職が難しい理由
  • 転職のタイミングが難しい
  • 市場価値に対して年収が高い
  • ビジネス経験が少ない

たしかに教員の転職は難しいです。

 

しかし不可能ではありません。

 

情報を集め、しっかりと対策をすることで可能性をぐっと高めることができます。

 

僕自身、内定をもらえたことで自分の価値に自信をもつことができました!

 

いつでも辞められるという覚悟は、その後の学級経営でも「守り」ではなく「攻め」の姿勢を出すことができるようになり、結果的にうまくいくようになりました。

 

あなたが本当に転職を成功させたいのであれば、繰り返しになりますが転職エージェントへの登録はしておくべきでしょう。

 

転職エージェントを登録せずに転職を成功させた先生はかなり少ないです。

 

心身ともにストレスを感じながら、イヤイヤ仕事を続けるのか。

 

それとも一度きりの人生、自分のやってみたいことに挑戦してみるのか。

 

決めるのはあなた次第です。

 

あなたの転職活動を心から応援しています。

 

YouTubeもはじめました!

 

https://www.youtube.com/channel/UCHSqb6tCgrGSDIAP65PYlZw

 

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