いつも仕事が遅くなって夜9時に帰る毎日…
これって私だけ?!仕事が遅い先生ってなにか共通点とか特徴ってあるのかな?!
こんな悩みを解消します。
子どものため!とがんばっているけれど、周りの先生はどんどん早く帰っていく状況に「なんで自分だけ遅いんだ…」と悩んでいる人も多いはず。
何を隠そう、僕も昔は「仕事が遅い」教員の1人でした。
学校を出るのは早くて19時なのがザラ。
ひどいときは日付が変わるまで学校にいたこともあるほどでした。
悩んで周囲を見回したとき、僕はあることに気づきました。
それは「仕事が遅い先生には特徴がある!」ということです。
仕事が遅い先生の特徴は次の6つです。
- 仕事を後回しにする
- スマホをよく見る
- すぐ人に聞く
- 会議や研修で居眠りする
- 雑談が多すぎる
- 先読みができない
この記事を書いている僕は小・中学校と10年間、教員として働いてきました。
先ほど書いたように、昔は仕事が遅い教員の1人。
しかしこの「特徴」に気づいたことで、自分のライフスタイルを見直し、改善することに成功。
プログラミングの独学から転職活動、そして今現在は副業ブログを運営できるほど、自分の時間を確保しています!
この記事では仕事が遅くなりがちな先生の特徴と、改善点を解説します。
記事を読んで、自分に少しでも当てはまるものがあれば、明日からすぐに改善してください。
必ず、定時で帰ることができる可能性が上がるはずです!
仕事が遅い先生の特徴1:仕事を後回しにする
仕事を後回しにする先生は仕事が遅くなります。
なぜなら、後回しにすればするほど、その仕事にかかる時間は増えていくからです。
教員の仕事ってまるでキリがないですよね?
1つの仕事を終えたと思ったらまた次の仕事。
温泉だったら暖かくて気持ちいいのですが、仕事はそうでもありません。
中には正直、めんどくさい仕事もたくさんあります。
「あとでやればいい」と思ってスルーする人もいることでしょう。
実は、人の頭は仕事を終わらせずに放置してしまうと、「やらなきゃ!」という意思が脳内にずっと残り続けてしまうという欠点があります。
結果、普段の仕事の効率が落ちてしまうという悪いループになってしまいます。
- 期限が迫ってから慌てて仕事をする
- 時間を削って取り組む
- クオリティが低くなる
最悪です。
こうした「仕事の後回し」を防ぐ方法はシンプル。
それは「即時処理」を意識することです。
その場で解決できるもの、その日にできるものは全て終わらせるつもりで毎日を過ごせば、仕事の効率は必ず向上します。
「即時処理」なんていつもできるわけないよ!
と思う先生もいますよね。
そんなときは、やるべき仕事を一度、紙に書き出すことをおすすめします。
「やらなきゃ!」という意識を一度なくすことができるので、ワーキングメモリーがフルで使えるようになり、仕事の効率がぐっと上がります。
まとまった時間が取れたときに、書き出した紙を見てどんどん処理をしていけばOK。
これだけで仕事が早くなる可能性がありますよ。
- 仕事は後回しにしないで即時処理
- どうしてもできないときは紙に書き出して頭から切り離す
仕事が遅い先生の特徴2:スマホをよく見る
職員室でスマホをよく見る先生も仕事が遅くなります。
どうしてかと言うと、一度スマホを見ると誘惑にかられてしまい、時間を消費してしまうからです。
あなたの勤務する学校にも、仕事中にスマホを見ている先生はいませんか?
もし見かけたら、よーく観察してみてください。
スマホは便利なツールです。
- ニュース
- SNS
- 天気予報
さまざまな情報がすぐに得られるようになりました。
しかし、仕事中に見ることは絶対におすすめしません。
「ちょっとニュースを見るだけ」のつもりが、他のアプリも開いてしまいいたずらに時間を削ってしまうだけです。
中にはスマホを仕事の効率化のために使っているという人もいるでしょう。
実は僕も、一年前はGoogleカレンダーやタスクをアプリで管理していました。
しかし、手書きのほうがスピードが速いということに気づいたとき、僕はスマホを封印しました。
その先生は家に帰ってスマホのゲームができない事情などがあるのでしょうか?
職員室でやるくらいなら、目の前の仕事を終らせるべきです。
スマホを見ない方法は簡単です。
- 設定から各アプリの通知をオフにする
- カバンの中などに入れたままにする
たったこれだけです。
僕はこの方法を取ることで、勤務が終わるまでにスマホを見なくなりました。
スマホを見ている先生は、今日から「見たら石化する」呪いがかかると思って見ないようにすることをおすすめします。
- スマホは誘惑のカタマリ
- 見ないために「通知オフ」にして見えないところへ入れてしまおう
仕事が遅い先生の特徴3:会議や研修で居眠りする
会議や研修でよく居眠りをしてしまう先生も仕事が遅くなってしまいます。
なぜなら、睡眠時間が十分に取れていないため、脳機能が低下しているからです。
若手だけでなく、ベテランの先生でも寝ている人はいます。
そういった先生は、自分の生活習慣が乱れており、脳が正常に働いていない状態が起きています。
多くの人は7〜8時間ほど眠らなければ、脳機能が回復しません。
睡眠時間が足りないと、
- 判断力の低下
- 集中力の低下
といったデメリットがあります。
結果、仕事の効率がぐっと下がってしまうのです。
解決策は簡単で「7時間以上眠る」ことです。
睡眠時間の大切さについては別記事「すぐ実践!仕事が早い先生になるための3つの習慣術【明日からできます】」でも解説しました。
が、こうやって話すと
仕事が多すぎてそんなに眠る時間を確保できない!
と思う人もいるでしょう。
そんな先生におすすめするのは「昼寝」をすることです。
法律で決まっているのですから、昼寝をしたってOKなんです。
15ー20分の昼寝をすることで、脳の機能を回復させることができるのは科学的にも証明されています。
職員室の自分の席でもいいですし、人目が気になるなら子どもたちが立ち入らない、昼寝スポットを見つけておくのもよいでしょう。
どうしてもそんな場所がない!という人は思い切って自分の車で昼寝するのもアリです。
昼寝をするなんて非常識だ!
と思う人もいるでしょうが、会議で寝ることと比べればどちらがよいでしょうか。
会議中に話を聞かない人間のほうが、僕は非常識だと思います。
- 7時間は眠ることができる生活習慣にしよう
- どうしても寝不足な人は昼寝をしよう
仕事が遅い先生の特徴4:すぐ人に聞く
困ったときに人に聞いてしまう先生も仕事が遅くなってしまいます。
なぜかと言うと、次に同じ問題が発生したとき、自分で解決ができないからです。
聞かずに間違ったことをすれば、失敗になることもありますからね。
特に教員の世界でも「報告・連絡・相談」は重要です。
というか教えることが嫌いなら教員になってはいけませんし、なぜ選んだ?ってなりますよね。
だから大抵のことは聞けば教えてくれます。
しかし、本当に成長するためには「聞く」前に自分の考えをもたなければいけません。
いつまでも人に頼っていては、自分のレベルを上げられないからです。
例えばExcelやWordなどのオフィスソフトの機能。
しかし、自分で調べることもせず、すぐに人に聞く人が職員室になんと多いことか・・・
教員はその仕事柄もあるのでしょうが、聞けば誰でも答えてくれる優しい世界です。
でも、その優しさが「人の成長」する機会をうばっていることにもなります。
しかし自分を成長させたいと思うのであれば、まずは「自分で調べる」「自分の考えをもつ」ことから始めましょう。
同じトラブルが起きても解決できるようになれば、人に聞く時間をなくすことができますからね。
- 「すぐ」人に聞かず、まずは自分で調べよう
- 同じ問題が起きたときでも解決できるようにしよう
仕事が遅い先生の特徴5:雑談が多すぎる
雑談が多すぎる先生も仕事が遅い傾向があります。
なぜなら楽しさのあまり、自分の作業が進まないからです。
科学的な研究においても、「仲の良い同僚がいる職場」は給与が上がることよりも幸福度が上がると言われているくらいです。
しかし、あまりにも楽しすぎてずっと雑談ばかりしている先生っていませんか?
その話す量の半分を仕事に回せばいいのに、ひたすら自分の思いを話し続ける。
子どもに「口より手を動かそう」と言う場面がありますが、職員室でも同じことが言えます。
もしあなたが雑談ばかりしてしまっている!と思えたなら、今すぐ職員室から離れましょう。
アナログな仕事は職員室外でもできます。
- 教室
- 図書室
- 理科室
- 各教科の準備室
- 会議室
- 多目的室
- 体育館
探せばいくらでも見つかります。
雑談をすることは適度にして、今すぐ仕事に集中できるようにしましょう。
- 雑談をしすぎていないか、自分の振り返ろう
- どうしても話してしまう人は場所を変えよう
仕事が遅い先生の特徴6:先読みができない
先読みができない先生は仕事が遅いとはっきり言えます。
先読みができないことで、仕事の段取りが悪くなるためです。
教員の仕事には大きく2種類があります。
- 突発的な仕事
- 定期的な仕事
突発的な仕事とは
- 例年にはなかった行事変更
- 生徒指導
- 保護者対応
文字通り、突然起こることが多いので先読みして仕事をすることは難しいことがあります。
一方で定期的な仕事は例年通りに行われる仕事のことです。
- 入学式・始業式
- 各学期の通知表
- 運動会・体育大会
- 文化祭
- 保護者懇談会
定期的に行われることが分かっているため、「いつ」「どんなことをすればいいのか」先回りして動くことができます。
もし、あなたが今の勤務校で2年目以降なのに仕事が遅いのであれば、それは先読みができていない可能性が高いでしょう。
- 1年後
- 1ヶ月後
- 1週間後
先の見通しを立てて動くことで、「今」なにをすべきかをハッキリさせられます。
ハッキリしていれば迷うこともありませんので、どんどん仕事を処理できるようになるはず。
また「先読み」の力を磨くと、突発的な仕事にも対応できることがあります。
先読みの力は長い年数働くほど、磨かれるはずです。
何年経っても仕事が遅い先生は、おそらく場当たりのような仕事しかできていないはず。
今日から常に、未来を見据えて「今」「何をすべきか」はっきりさせるクセをつけておきましょう。
- 毎年ある仕事は先読みして対応しよう
- 常に先読みするクセをつけておこう
>>いつも予定通りに仕事が終わらない先生の原因と3つの解決策【定時】
まとめ|「仕事が遅い」から「仕事が速い」へレベルアップ!
改めて今回の記事をまとめます。
- 仕事を後回しにする
- スマホをよく見る
- すぐ人に聞く
- 会議や研修で居眠りする
- 雑談が多すぎる
- 先読みができない
- 仕事は即時処理を徹底する
- スマホは封印する
- 人に聞く前に自分で調べるクセをつける
- 生活習慣を整える
- 仕事をする場所を帰る
- 常に見通しをもって仕事をする
仕事が遅くなるのには原因があります。
仕事量が多いから仕方がない・・・
と思考停止したら、そこで成長は止まります。
少しでも効率よく仕事を終え、休日は思い切りリフレッシュするほうが絶対にいいです。
とはいえ、教員という仕事がそもそも合わない!って人もいるかもしれません。
また、ハードワークすぎて身体を壊してしまい、仕事どころではないという人もいるでしょう。
そういった方は、思い切って転職を考えることも視野に入れるべきです。
動くのであれば早めの転職活動がおすすめです。
教員のための転職活動については「もう迷わない!教員の転職活動が5分で分かる!完全ガイドマップ【保存版】」で解説していますので、参考にしてください。
常に考え続けて、より仕事の生産性を上げられる教員をめざしましょう!
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