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先生になる前にやっておいたほうがよいことってあるかな?
こんな悩みを解消します。
教師になる前にやっておくとよいことは次の5つです。
- 板書練習をしておく
- 授業の練習をしておく
- 保護者について知る
- 読書をする
- 遊ぶ
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!
小学校で6年、中学校で4年働いてきた僕が
先生になる前にやっておけばよかった!
と後悔した経験から書きました。
校種を問わずまとめたので、割とすぐに実践できます。
この記事では5つの「教師になる前にやっておくとよいこ」を解説し、具体的なアクションプランも提案します。
どの項目も数日、長くても1週間ほどでできることばかりに絞りました。
他の情報とは違い、「時間がかからない」「すぐに移せる」という点で分かりやすいと思います。
この記事を読み終えることで、先生になる前にやっておくべきことが分かり、4月から他の先生をリードすることができますよ。
板書練習をしておく
1つめは板書練習をしておくことです。
なぜなら、板書の字は練習しないと上手に書けないからです。
あなたは字が上手な人ですか。
「ちょっと上手じゃないかも」と思う人は、今すぐ練習すべきです。
黒板は紙と違ってとても書きづらいからです。
僕も最初は、黒板に字を書くことがとても苦手でした。
教師になってからは忙しくて練習する時間も確保しづらかったので、
先生になる前にやっておけばよかった!
と後悔しました。
黒板に書く字はほぼ毎日、子どもたちから見られます。
字が汚い先生って、子どもたちはどう感じると思いますか。
自然と不安を感じさせてしまいます。
また、子どもだけではありません。
研究授業では同僚の先生、授業参観では保護者から見られることにもなります。
教師として、黒板に書く字は一定の美しさを保つべきでしょう。
そんなこと言っても、どこで練習すればいいの?
という方。
学生の方であれば、大学の空き教室などを使って練習をしましょう。
本物の黒板に近い状態で練習することができますよ。
また学生でなかったり、近くに黒板がないという人も工夫すれば大丈夫。
100円ショップなどで売られているチョークとミニ黒板を購入して練習することができます。
ちなみに購入したミニサイズの黒板は、そのまま教室環境の装飾として利用してしまえばOKです。
ウェルカムボードやミニ連絡板として活用することもできますよ。
板書練習だけは、少しでもよいのでやっておくことをおすすめします。
授業の練習
2つめは授業の練習です。
授業の練習をしておくことで、自分の中で流れをつくっておくことができ、教材研究がスムーズになります。
小学校であれば自分の得意な教科を、中学校であれば自分が担当する教科を研究して準備しておきましょう。
あなたが学生であれば、きっと授業や実習で指導案を書いているはず。
それらをもう一度掘り出して、作り直してみてください。
忙しくなると、授業の準備どんどん後回しになりがちです。
教師になる前に一つ、「カタチ」を学んでおくことで準備の時間が短くできます。
このときに気をつけて欲しいことは、考える順番を間違えないことです。
授業は大きく3つの構成に別れます。
- 導入
- 展開
- まとめ
多くの人が「導入」から考えようとしますが、残念ながらそれは間違いです。
正解は「展開」から考えること。
「展開」で子どもたちに教えたい、伝えたい内容を決めるべきだからです。
「導入」はあくまで、展開へつなげるための入り口です。
ブログで言う目次の前に導入文のこと。
もちろん、導入は魅力的であるべきですが、中心となる展開がおろそかなのであればそれは意味がありません。
まずは展開をじっくり考えて、その後まとめ、最後に導入を考えるようにすると、時間が短縮できますよ。
保護者について知る
3つめは保護者について知ることです。
小学校でも中学校でも、保護者への対応は避けて通れない道です。
保護者がどんな思いを持っているのかを知っておくことで、例え新任でも対応で困る回数を減らすことができます。
では、保護者について知るためにはどんな方法があるでしょうか。
具体的な方法を3つ提案します。
- 知り合いに聞く
- 親戚に聞く
- 両親に聞く
また年上の親戚なども、すでに子どもを持っている可能性があるかもしれません。
こちらも聞きやすいはずです。
最後は両親です。
あなたが子どもの頃の様子を思い浮かべてもらいながら、話をしてもらうとよいです。
共通して聞くことは「親としてどんな先生だとイヤと思うか(思ったか)」です。
耳が痛い話になるかもしれませんが、予め聞いておくことで予防することができるようになります。
僕も実際、自分の親に聞いたことがありました。
当時、小学校2年生のときの担任をよく思っていなかった母親は、「こんなところが合わなかった」と具体的に話してくれました。
聞いておくことで、保護者への対応を学ぶ一つの手立てになります。
短い時間でも可能なので、ぜひやってみてください。
>>あなたが保護者から「ハズレ先生」だと思われる理由とは?【ヒント:日々の積み重ね】
読書する
4つめは読書をすることです。
本を読むことで、仕事で使えるノウハウを学ぶことができるからです。
3月~4月の時期は、教育に関する書籍がたくさん並びます。
「分かる~」「誰もできる~」といった言葉を使ったタイトルが多く並んで、ついつい購入してしまいそうになります。
しかし、僕の経験上、学級経営や授業実践の書籍はたくさん買いすぎる必要はないと思っています。
なぜなら、あなたが解決すべき課題は目の前の子どもたち、学級の中にあるからです。
もちろん役立つ実践はありますが、本の実践をやったからといって学級が必ずよくなるとは限りません。
目の前の子どもたちに起きている事象を分析・考察し、そこから使えるノウハウを見つけることが大切です。
そのため、教育書は少しずつ買い足すほうがよいでしょう。
僕がおすすめする本は、仕事で役立つけれど教育書ではない本3冊です。
この3冊は教員になってから読みましたが、僕のマインドを大きく変えた本です。
同時に、どんな校種の先生でも役立つ実践ばかりです。
学級自体は変化しないかもしれません。
しかし、これらの本はあなた自身をすぐに変えてくれる良書です。
どれもベストセラーなので読んでいない人はいないとは思いますが、まだの人はぜひ読んでみてください。
遊ぶ
5つめは遊ぶことです。
なぜなら、遊ぶことで教員の人間性を広めることができるからです。
断言します。
教員になって最初の1学期は本当に忙しいです。
覚えることが多く、慣れないことばかり。
土日は疲れ果てて外出できない・・・
僕も初任者の頃はそうでした。
一人暮らしをしていた僕は、土日と言えば
- 洗濯
- 掃除
- 買い物
- 料理
とはいえ、ずっと時間がなかったわけではなかったので、映画鑑賞やゲームをすることもありました。
特にやっておいて欲しいことは、長い時間をかける遊びをすることです。
- 国内旅行
- スポーツ
あなたが楽しいと思える軸が一つあれば、子どもたちに話せる雑談としても幅が広がります。
そう思われれば、信頼関係はすぐに形成することができます。
学級経営にも活かせます。
>>子どもが話を聞くようになる!学級経営がうまくいく先生の会話術とは?【ヒント:5W1H】
3月からの一ヶ月ほどでできること、やれることをぜひ楽しんでください。
まとめ:教師になる前に5つやることでスタートダッシュを切ろう!
改めてこの記事をふり返ります。
教師になる前にやっておくとよいことは5つ。
- 板書練習をしておく
- 授業の練習をしておく
- 保護者について知る
- 読書をする
- 遊ぶ
本当は他にもやってほしいことはたくさんあります。
Wordによる文書の書き方。
Excelによる成績処理や統計の使い方。
SNSでアカウントを作り、教育系の情報を集めることなどもおすすめです。
しかし、多くの先生がパソコンに堪能というわけではありません。
地域によっては「1人1台のパソコンが支給されてない!」なんて場所もあるようです。
今回はそういった方ではなく、広く、誰でもできる内容に絞ってみました。
最低限、この5つのどれかをやっておくだけでも教員としてスタートダッシュを切ることができると思います。
このブログでも学級経営や教員の仕事術についてまとめた記事を多く載せています。
ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
あなたの教員生活を応援しています!
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>>【仕事術】教員は定時で帰るために仕事を「サボる」方法を考えよう【実践3例紹介】
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