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最初が大事!初任者が始業式までにするとよい3つの準備とは?

初任者で失敗しないために

 

4月から初任者として働くけど、最初に準備しておいたほうがいいことってなんだろう?

 

こんな悩みを解消します。

 

いよいよ念願の教員となれたみなさんは、期待と不安で胸がいっぱいではないでしょうか。

 

新年度に向けてやる気はあるけれど、始めての現場ですからどうすればいいのか知りたいですよね。

 

  • 最初からつまずきたくない
  • 学級崩壊をせずに1年を過ごしたい
  • 子どもたちとよい関係を築きたい

 

こんな思いがあるのではないでしょうか。

 

4月になって始業式までに初任者がやっておくとよいことは3つあります。

 

  • 子どもの名前を覚える
  • 自己紹介を考える
  • 授業準備をする
記事の信頼性

自己紹介

記事を書いている僕は現職の中学校教員。

 

  • およそ半年間でプログラミング独学
  • 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
  • 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中

 

おかげさまでブログは15万PVを突破。

 

Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!

 

僕自身は小学校から教員生活をスタート。

 

最初はみなさんと同じで「なにからやればいいのか分からない」状態でした。

 

経験年数を重ねるうちに少しずつ成長。

 

今では4月の事前準備によってスタートダッシュを切れるようになりました!

 

この記事では初任者のあなただけに、始業式までにやっておくべき準備3つを解説。

 

もちろん、具体的なアクションプランも合わせて紹介します。

 

初任者だけでなく、4月から気持ちを改めたい!という先生にも参考になるように書いたつもりです。

 

記事を読み終えることで、4月から最高のスタートを切る先生になれますよ!

 

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その1:子どもの名前を覚える

1つ目は基本中の基本。

 

自分が担当する学級・学年の子どもたちの名前を覚えましょう。

 

なぜなら、覚えることで子どもたちとの信頼関係を形成できるから。

 

誰しも自分の名前を覚えてもらって話しかけられるのは嬉しいものですよね。

 

あなたが新しく赴任する教員であればなおさらです。

 

話しかけるときに名前を呼ぶことで

新しい先生なのに覚えている!すごい!

と子どもたちに感じてもらえるようになります。

 

これほど手軽で、しかも確実に信頼を得る方法は他にないでしょう。

 

子どもの名前は1日で覚えない

覚えたいけれど、なかなかすぐには覚えられない…

 

と思った人もいるでしょう。

 

安心してください、それは普通です。

 

4月当初って仕事がともかく多いんですよね。

 

ですから、「1日」とか「2日」とかで全員の名前なんて覚えられないんです。

 

ただ、多くの学校は4月から1週間ほどで入学式・始業式が始まるはず。

 

1日 5人 × 7日 = 35人

 

こうやって考えると少し覚えやすいような感覚になりませんか?

 

覚えるコツとしては「こまめにチェックする」こと。

 

名簿をにらみつけて覚えるのではなく、スキマ時間などを使ってちょこちょこと見るのがオススメ。

 

ノートなどに貼っておき、学校内で持ち歩いて見るようにしましょう。

 

紛失しないように気をつけてくださいね!

 

先入観を持たない

名前を覚える上で気をつけてほしいことは、先入観を持たないことです。

 

4月当初は先生たちによる情報交換が行われます。

  • 性格や行動
  • 学習面
  • 生活面
  • 人間関係
  • 家庭環境
  • 身体的な配慮
  • 生徒指導

主な情報はこのあたり。

 

  • ◯◯くんは活発だけどすぐに手が出ることがあります。
  • ◯◯さんは勉強ができます。しかし友人関係でトラブルがありました。

思わず心が暗くなってしまうような情報も提供されるでしょう。

 

しかし、その情報は事実だけ。

 

感情的に受け止めることはやめましょう。

 

去年はトラブルが起きたとしても、新年度も同じように起きるとは限りませんよね。

 

実際に会って接することで、印象と違うことはあります。

 

僕自身も過去には「あれ?この子聞いていたのと全然違うな」と感じた経験はたくさんあります。

 

最初から決めつけることなく、子どもの良さを見つけ生かせられるような教員になるよう心がけましょう。

 

 

子どもの名前を覚えたら、次は信用される関係性をつくりましょう。

 

科学的根拠や心理学に基づいたテクニックについてこちらの記事でまとめています。

 

 

 

その2:自己紹介を考える

4月に話す自己紹介を考えておきましょう。

 

なぜなら印象に残る内容を考えることで、子どもたちとの出会いを大切にできるからです。

 

特に最初の出会いは心理学で「初頭効果」と呼ばれており、会って数秒で第一印象が決まってしまいます。

 

 

マイナスな印象を与えてしまえば、それだけ学級経営が苦しくなるもの…

 

ぜひ自己紹介は準備しておきましょう。

 

考えておくべき自己紹介は次の2種類です。

 

  • 着任式
  • 学級開き

 

着任式では「名前を覚えてもらう」

着任式では全校の子どもたちに向けて話すことをイメージして考えましょう。

 

気をつけてほしいことは「短時間で話す」こと。

 

着任式ではあなただけでなく、他の先生も話しますよね。

 

1人だけ時間が長いと、子どもだけでなく同僚にも悪い印象を与えてしまいますよ…

 

着任式でおすすめの自己紹介はあなたの名前に関連した話をすることです。

 

新しい学校ではまず名前を覚えてもらうことが重要。

 

名前を覚えてもらうことで、「◯◯先生」と話しかけられやすくなります。

 

名前に関連したエピソードをぜひ考えてみてくださいね!

 

学級では「おもしろそう!」と思わせる

学級での自己紹介で大事なことは「この先生はおもしろそう!」と感じさせることです。

 

子どもたちは新年度に向けて期待と不安をもっています。

 

  • 「このクラスで友達ができるかな」
  • 「先生はどんな人なのかな」

 

そんな不安を解消するためにも、自己紹介には一工夫が必要。

 

僕のおすすめは「具体物を使う」こと。

 

  • ギターの演奏
  • サッカーのリフティング
  • バスケットのハンドリング
  • イラスト

 

あなたの趣味、特技を実際に見せてみましょう。

 

言葉で話すことよりも印象に残りやすいですよ!

 

いやいや、自分にはそんな趣味も特技もないよ…

 

という人もいますよね。

 

そんなときは「話す内容」に沿った具体物を使えばOK!

 

僕の場合、中学2年生を担任したときは「あんぱん」を使いました。

 

中2とは中学校生活3年間で真ん中になる学年です。この1年間をしっかり過ごせれば、この「あんぱん」の中身のようにぎゅっと具が詰まったものになります。

逆にテキトーに過ごせば、スカスカなおいしくない「あんぱん」が出来上がるでしょう。

みなさんで、あんこが詰まった「あんぱん」のような1年間にしませんか?

 

実際に学級開きで話した内容です。

印象的に残ったのか、当時担任していた生徒が卒業式でもこの話をしてくれました!

 

子どもの「予想」を裏切るような自己紹介をぜひ、やってみましょう!

 

 

その3:授業準備をする

4月に行う授業の準備をしておきましょう。

 

なぜなら、学校が始まると様々な仕事に追われて時間の確保が難しくなるから。

 

学校が始まってしまう前に、せめて1教科1単元分の用意をしておくとよいでしょう。

 

1単元の準備をすることは大変かもしれませんが、良いこともあります。

 

つながりを意識して授業ができる

1単元で準備することで、身につけてほしい力がどのように展開させるのかわかります。

 

授業は1時間毎の単発ではなく、つながりがあるもの。

 

1時は基礎・基本となる内容から、最終的には発展的な内容へと流れていきます。

 

ゴールが見えていることで、毎時間の授業で身に付けさせるべき力が明確になるはず。

 

先が見えていることで、指導にも一貫性ができます。

 

単発の授業準備は「流れ」が見えにくくなるもの。

 

ぜひ単元はまとめて準備しておきましょう。

 

授業準備の時間が短くできる

もう1つは、最終的な授業準備の時間が短くなること。

 

まとめて教材研究をすることで、各時間で何が必要なのかが分かります。

 

でも最初ってなかなか不安で…

 

と、最初の授業が心配な先生もいますよね。

 

困ったら小学校であれば学年の先生、中学校であれば教科の先生に相談するのもアリです。

 

相談する際にも、必ず自分の案を持っていくと良いでしょう。

 

「自分はこういった授業をしようと思いますが、アドバイスをいただけませんか」

 

案を持っていくことで「お、しっかり準備しているな」と良い印象を持たれます。

 

大変かもしれませんが、ぜひ挑戦してみてください。

 

教材研究の具体的なやり方については僕のブログでも人気のあるこちらの記事でまとめていますので参考にしてくださいね。

 

 

まとめ

今回の記事をまとめます。

 

初任者が4月になってからやっておくべきこと3つ
  • 子どもの名前を覚える
  • 自己紹介を考える
  • 授業準備をする

 

始業式までに準備することはとても大事です。

 

なんだかんだ言っても、まだまだ労働環境は改善されにくいのが現実。

 

でもだからこそ「事前準備」を心がけることで早く帰れるようにもなります。

 

僕もこの思考法を身に着けたおかげで、中学校教員ながらほぼ毎日のように定時で帰れています。

 

家族と過ごす時間も確保しつつ、こうしてブログやTwitterも発信できる時間も手に入りました。

 

環境が変わらないなら、自分を変える!

 

初任者のみなさんが、4月からよいスタートを切れることを応援しています。

 

辛いこと、苦しいことがあればいつでもTwitterのDMやブログの問い合わせフォームで相談にのりますよ!

 

今回は以上です。

 

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