小・中学校で教員をしてきたぴいすです。未経験でWEBコンサル会社から内定ゲット。副業ブログは7ヶ月で月10,000円ほど稼げるようになりました!Twitterアカウント:フォロワー4,000人超
教員として外に出かける際、どんなことに気をつけたほうがいいのかな?
こんな疑問を解消します。
教員が学校外へ出かける際に気を付けるべきことは3つあります。
- どこでも保護者と出会う可能性がある
- 子どもの名前などを出して会話をしない
- 情報はすぐに広まると考えておく
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
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小学校、中学校と10年間勤務してきた僕が、その経験からまとめました。
言われてみれば当たり前のようなことですが、意外と意識せずに行動している先生も多めです。
この記事では、教員が外出の際に気をつけてほしいこと3つを理由とともにまとめました。
特にこれから先生になる人、あるいは新任の先生を受け持つ学年の先生にも読んでもらいたい内容です。
この記事を読み終えることで、外出時にどんな言動に気を付けるべきか分かりますよ。
保護者は周囲にいると思おう
外で昼食などを取る場合、周囲には多くの保護者がいると考えて行動しましょう。
なぜなら、従業員や一般客として生活していることが多いからです。
年度始めや年度末などは、どの会社でも食事会などが開かれることが多いです。
新入社員の親睦を深めるために、多くの人が外で食事を取ります。
教員も同じで、新任や転任の先生と一緒に出かけることは多めですよね。
そんな食事先、外出先では周囲に保護者がいると思って行動したほうがいいです。
実際、僕も学校近くのコンビニやスーパーを利用することがあるのですが、従業員が保護者だったという経験があります。
また「校区から離れた場所なら大丈夫だろう」という考えも気をつけたほうがいいです。
前任校で勤務していた際、夏休みを利用して少し離れた屋外プール施設へ遊びに出かけたことがあります。
出先のプール場で当時担任していた児童とその保護者と出会い、なんとも気まずい空気になったことがあります。
しかもお互い水着でした・・・最悪だった・・・
このようなことから、様々な場所で保護者と出会う可能性はあります。
少なくとも学校近くでは「全員が保護者」だと思って行動してもよいでしょう。
さらに保護者が周囲にいると思って気をつけたほうがよい行動があります。
それは「会話内容」です。
個人名は絶対に出さない
特に気をつけることは会話で個人名を出さないことです。
児童・生徒の個人情報などを漏らすことなど絶対にあってはいけません。
また保護者についての話も避けるべきでしょう。
教員は「地方公務員」という扱いです。
そのため「地方公務員法」が適用されます。
地方公務員法 第34条
第1項
「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。」
このように守秘義務が決められていますので、安易に話してはいけません。
ちなみに違反すると違反者には最高1年の懲役又は最高50万円の罰金に処せられます!
また、保護者の心象も悪くなります。
大きな声で子どもの名前を出して、
「去年は◯◯くんはこんなことありましたよね」
なんて話しているのが保護者の耳に入ったら・・・どう感じるかは分かりますよね?
例え教員がそんなつもりではなくても、周囲からすれば「子どもたちの悪口を言っている」ように聞こえかねません。
聞いた人から匿名で学校へ問い合わせがあり、「あなたの学校の先生はどうなってるんだ!」と苦情になります。
1人の大人としても、人間性を疑われます。
もし、あなたと一緒にいる先生が、子どもたちについて話すようなことがあるのならば軽くたしなめたほうがよいでしょう。
法律としても定められている以上、教員として話す内容には気をつけるべきですね!
「LINE」という拡散手段
文明の牙も教員を苦しめます。そう、「LINE」です。
今や多くのユーザーに使われているこのアプリにより、保護者間のネットワークは広がっています。
あなたが見られた言動は保護者の手によりあっという間に広まるでしょう。
1人の保護者に出会ったら、その後ろに10人以上の保護者が隠れていると思っても良いです。
ひょっとしたら20、30人以上つながっているかもしれません。
実際、僕の妻も保育園における保護者のLINEグループに入っています。
グループのメンバーは10人以上参加していました。
ちょっとした情報が、一瞬にして10人以上に広がると思うと怖いですよね・・・
また「LINE」での拡散は伝言ゲームと同じです。
話が広まるうちにどんどん脚色され、気がつけば事実とは異なる内容になっている場合もあります。
事実と違うことだと否定するには、もう時既に遅し・・・ということになっているかもしれません。
自分のちょっとした言動に注意を払い、日頃から意識しておきたいものですね。
まとめ:教員が外出時に気を付けるべきこと
改めて今回の記事のまとめです。
- どこでも保護者と出会う可能性はある
- 会話内容は守秘義務を遵守する
- 1人の保護者と出会ったら10人と出会ったと思え
日頃の忙しさもあり、教員はついつい愚痴りたくなることもあるでしょう。
しかし、そこはぐっと我慢です。
保護者と絶対に出会わない場所、環境であれば良いかもしれませんが、やはり危険なことはしないほうが良いでしょう。
なにより、あなたが不平・不満を言ったところで、現実が変わるわけではありません。
自分の首をしめるようなことをするよりも、現実を変えようと行動するほうが何倍もマシです。
日頃から自分の言動を見られていると思って生活してみましょう。
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