所見がなかなか進まないなあ・・・
なにか効率的に書ける方法はないかな?
こんな悩みを解消します。
所見を簡単に書くための方法は3つあります。
- いつでもメモできる準備をしておく
- 資料をデータとして保存しておく
- 子どもたち自身に書いてもらう
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!
今でこそブログを更新し続ける時間のゆとりをもてていますか、過去の僕も所見は大の苦手でした。
- 1日5人は書こう!と目標を立てる
- 1日目は達成できる
- 2日目からは仕事に追われて書けなくなる
- ズルズルと遅くなりいつのまにか目標が空へ消える
誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?
このままじゃダメだ!
そう思って「所見を書く方法」を自分なりに模索。
書籍や多くの先生から情報を集めることで、「所見を簡単に書き上げる3STEP」を確立しました。
自分のプライベートも充実させる定時退勤教員となりました!
この記事を読んでいるあなたはきっと「もっと早く所見を書けるようになりたい!」と思っていますよね。
そんな少しでも仕事を早く終わらせたい先生のために、僕が実践している3つの方法を具体的に解説!
この方法であなたも定時に帰れる先生になりましょう!
すばやく所見を書くための3つの方法
締め切り1週間前には必ず提出している教員の僕が実践する3つの方法はこちら。
- いつでもメモできる準備をしておく
- 資料をデータに保存しておく
- 子どもたち自身に書いてもらう
いつでもメモできる準備をしておく
1つめは、いつでもメモできる準備をしておくことです。
なぜなら、所見の材料は日常生活の子どもたちの姿に隠されているからです。
- これはいい姿!
- 所見に書きたいな!
- 保護者に伝えたい!
日常生活で思ったとき、すぐにメモしておく。
メモすることで「あとで書こう」という脳のメモリーを使う必要もないため、集中力も消費しません。
また、事実に即した所見が書けるため、具体的かつ説得力のある所見にもなるというメリットがあります。
子どもたちの言動でいいな!と思ったことはすぐに書き込んでいますね
僕が定時で帰るために毎朝やっている手書きメモテクニックは別記事でも解説しています。
>>【朝】目標を手書きするだけ!仕事スピードをアップ!簡単テクニック
資料をデータに保存しておく
2つめは、子どもたちが作った作品や、学習で使ったプリントなどをデータとして保存しておくことです。
なぜなら、データに保存することで所見を書く際に振り返って記述することができるからです。
図工や書写などで子どもたちが作った作品もあるはずですが、いつも掲示されているわけではありません。
- 児童作品をデジタルカメラで写真撮影しておく
- プリントをスキャンしてPDF化しておく
この2つの方法を使ってデータ化しておけばいつでも所見としての材料に使えます。
データとして保存しておけば、より具体的な所見が書けます。
ポイントは読んだ人が「イメージ」できるくらいに書くことです!
所見を書くためにも、日頃から使えそうな作品・プリントはデータ化しておく習慣をつけておきましょう。
所見だけでなく、成績をつける上でも活用できるので便利ですよ!
子どもたち自身に書いてもらう
3つめは子どもたち自身に書いてもらうことです。
なぜなら、子どもたちは自分や友達の成長、良いところを教師以上に見ているからです。
僕は各学期ごとに「ふり返りシート」を子どもたちに書いてもらっています。
- 学習面でがんばったこと
- 生活面でがんばったこと
- 行事・委員会・係活動でがんばったこと
- 友達のよいところ(3人以上)
- 次の学期(次年度)の目標
書かせる項目はこの5つ。
どうしてもおとなしい子の所見がイメージできない…!
所見を書き始めたとき、こんな壁にぶつかったことがある先生はいませんか?
所見を書くのに困った子のことを書いているプリントを探し、そこからつなげて書いていく方法です。
所見を書き始める少し手前くらいでプリントを書いてもらうとさらに効果的です。
もちろん子どもたちが書いたプリントはさくっと朱書きでコメントして返却もしましょう!
2番で行ったPDF化を忘れずに!
所見を書く際によくある失敗
所見をいざ書こうと思っても手が進まない・・・
教員であれば、こんな悩みを一度は体験したことありますよね。
どうしてこのような問題になってしまうのか。
それは、あなたが所見を書こうと思ってから、書こうとしているから。
- 授業での姿
- 給食当番での姿
- 清掃での姿
- 休み時間の姿
それを常に貯めておく教員は、所見で書きたい姿、伝えたい姿が明確。
だからいざ所見を書こうと思った際に悩むことが少なくなります。
所見を書くことが遅い人は、書こうと思ってから子どもたちの姿を想像します。
Aくんは活発だったから、こうやって書くといいかな・・・
Bさんは優しいから思いやりがあるっけ!
- 思い出す
- とりあえず書いてみる
- また思い出す
上記の作業を繰り返すと、1人1人に対して時間がかかってしまいます。
おいしい料理だって材料がなければ作れませんよね。
所見も、材料となる姿や事実が書き溜めていなければ書けないのです。
結果、あっという間に所見を書くことができるのです。
マインド編:100点の所見なんて書けるはずがない
最後はテクニックではなく若手に伝えたいマインドを紹介します。
僕も10年間教員をやってきました。
遅い人と早い人の違いはなんでしょうか?
- 年齢
- 経験の不足
- 仕事の量
僕が感じるのは「マジメすぎる」ことだと思っています。
若い教員ほど、常に仕事に全力で取り組もうという姿勢があります。
- 憧れだった教員とやっとなれた達成感
- 子どもたちを成長させたいという願望
- まだ結婚もしていないということで時間の自由
その姿勢自体は否定しません。
しかし、どれだけ所見をがんばったとしても、期限までに間に合わなければ意味がありません。
僕は「100点満点の所見など存在しない」と考えています。
80~90点くらいでもできる限り早く全員分を完成させ、管理職へ提出すること。
管理職が添削したものを元に、さらに推敲を重ねて限りなく100点に近い所見を作るようにしています。
あなたはどうですか?
ガムシャラに努力することを美徳だと感じ、夜遅くまで仕事をしていませんか。
確かに、その働き方は若い頃だけ通用します。
では、家族ができたらどうなるでしょうか。
自分の家族を見捨てでも働き続けますか?
仕事が辛い・・・
そう思っている先生がいれば、転職活動をしてみるのも1つの手かもしれませんね。
>>もう迷わない!教員の転職活動が5分で分かる!完全ガイドマップ【保存版】
まとめ:効率的に所見を書いてゆとりある生活を目指そう!
最後にこの記事をもう一度まとめます。
- いつでもメモできる準備をしておく
- 資料をデータとして保存しておく
- 子どもたち自身に書いてもらう
大事なのはもちろん、誠意がある文章。
でも、材料がなければおいしい料理ができないように、素晴らしい所見にも子どもたちの姿や努力した成果となる事実が必要です。
その情報を日頃からキャッチできる教師を目指しましょう。
学級経営がうまくいけば、そんなゆとりも生まれるはず。
仕事を効率的に済ませて、今日から定時で帰る先生になりましょう!
今回は以上です。
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