退職すると決めたけど、どれくらい前から管理職に相談するといいのかな?タイミングや手順が知りたい!
こんな疑問を解決します!
せっかくなれた教員。
- 毎日が残業ばかり
- 夜は家でただ寝るだけ
- 朝は学校へ行く足取りが重い
もう、こんな仕事は続けられない…
そう思って「退職」を考える人もいることでしょう。
しかし「いつ」「誰に」話せばいいのかわからずに困っている先生もいるのではないでしょうか。
わからないまま、ズルズルと働く中で、気がつけば心身ともに疲れてしまう人もいます。
この記事を読んでいる、あなただけは手遅れになってほしくない!
そんな思いでまとめました。
- 教員が退職することを伝えるベストな時期
- 退職することを伝える相手、順番
- 退職理由で気をつけるべきこと
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!
この記事を書いている僕は中学校教員として働きながら転職活動に挑戦。
30社以上受けて未経験でありながらWEBコンサル会社から内定をもらった経験があります。
実際に転職活動をした経験をもとに、今回の記事をまとめました!
この記事を読めば、教員は退職をいつ伝えるべきなのか、トラブルにならないための手順がわかりますよ!
教員を退職することを伝えるベストな時期は「秋」
「退職します」と伝える時期は9〜10月がベストです。
なぜなら、校長による人事面接が始まるから。
実は「退職の申し出」自体はどの自治体でもおよそ10〜14日前に申し出れば認めてもらえます。
- 東京都:10日前
- 愛知県:14日前
しかし、たった2週間前に「退職します」と言って次の転職先が決まることってないですよね。
9〜10月なら身辺整理もできますし、十分な時間もあります。
早すぎると「どうせ辞めるから」と思われる
それよりもっと早くはダメなの?
ダメではないですが、周囲からはあまりいい印象を持たれません
仕事が多すぎて「今すぐ辞めたい!」って思う人もいるかもしれません。
なぜなら、周囲から良い印象を持たれないから。
どうせ、あいつは辞めるからな…
あなたが学級経営で苦労していても、助けてもらえなくなってしまいます。
教員って自分のことで精一杯の人が多いんですよね
遅すぎると周囲に迷惑をかけてしまう
ギリギリまで言わないのはダメなの?
仕事の引き継ぎがうまくいかない可能性があります!
逆に2〜3月まで伝えない場合、管理職が次の人事で困ってしまいます。
そのため、あなたに任せるつもりだった仕事をどうすればいいのかとなりますよね。
相談なしに勝手に辞めるなんて!
円満退職したいのであれば、ギリギリはやめておきましょう。
「退職する」と伝える相手・順番
では、教員を「辞める」ことを伝えるべき相手は誰からが良いのでしょうか。
順番としては以下の通り。
- 学校長
- 学年主任の先生
最初に伝えるのは学校長
辞めることを決めたら最初に学校長へ伝えましょう。
なぜなら、退職への手続きが必要だからです。
- 市教委への報告
- 来年度に向けての人事
- 退職金などの手続き
あなた一人では解決できない事柄を取りまとめてくれるのが学校長です。
退職までお世話になる校長先生にはすぐに相談しましょう。
次に伝えるべきは「学年主任」
次に相談すべきは同じ学年に所属する主任の先生です。
なぜかと言うと、転職活動で年休などをもらうために仕事をお願いすることがあるから。
そのため、年休を使って学校を出ることもあります。
僕も実際、平日の17〜18時に面接したケースが多かったです
予め相談しておくことで心置きなく協力を得られます。
ちなみに休日に面接設定をする会社はブラックの可能性がありますよ!
周囲の先生に話しすぎるのはNG
いくら仲の良い同僚でも、転職活動をしていることはあまり話しすぎないほうが良いでしょう。
なぜかと言うと、すぐに話しが広まってしまい引き止められる可能性があるから。
- もったいないよ
- うまくいかないよ
- 子どもがかわいそう
僕自身も、辞めることを話したときにはいろいろと言われましたが…
相手の気持ちをムシした言葉ばかりかけられるんですよね
たった1人の同僚に話したことが、なぜか他の学校の先生にまで伝わっていることもありました。
ぴいす先生、来年辞めるんだって?
なんで知ってるの…
仲の良い同僚だからと言って、ペラペラと話さないようにしましょう。
退職理由は簡単に伝えればOK
退職することを伝えた場合、退職理由も聞かれることでしょう。
このとき、退職理由は詳しく話すのではなく簡潔に伝えるようにしましょう。
どうしてかと言うと、理由によっては引き止められることもあるから。
- 家庭・家族の都合でやむなく
- 体調面で不安がある
- 教員ではなく別にやりたいことがある
このような理由であれば、割と引き止められることはないはず。
逆に言わないほうがよい退職理由もあります。
それはネガティブな理由や学校での問題など。
- 人間関係の辛さ
- 長時間労働
- 部活動指導の多さ
- 校務分掌の苦労
これらの理由は「来年度は改善するから残ってくれないか?」と言われる要因になります。
実際に改善されるかどうかと言うと…
保証があるわけではありませんよね?
引き止められて退職する気持ちをそがれないよう、退職理由はしっかりと伝えましょう。
転職活動は早めに動くことが成功のカギ
よし、じゃあ転職活動は秋から始めても大丈夫なんだな!
ちょっとまって!できれば早めに準備を進めましょう。
ここまで読んだ人ならば、「秋から転職活動を始めようかな」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、あなたが転職活動を失敗したくないのであれば、もっと早めから準備を始めることをおすすめします。
なぜかというと、秋からは忙しいために時間の確保が難しいから。
二学期は行事が多くて時間の確保が難しい
考えてみれば当然で、二学期は行事が多い時期ですよね。
- 運動会、体育大会
- 文化祭
- 校外学習
- 授業参観
- 成績処理
そんな中で転職活動が思い通りにいかないと、少しずつ苦しくなっていきます。
時間がない…もう転職しなくてもいいかな…
せっかく思い立っても、時間の確保が難しいあまりに転職をあきらめることになりかねません。
実際、教員の離職率は低いという統計も出ています。
転職活動は夏までの準備が勝負!
実際はいつから動くといいの?
夏休み中から動くのがオススメですよ!
転職活動の準備は夏休み中がオススメ。
なぜなら、普段よりも時間のゆとりがあるから。
- 自己分析
- 履歴書の作成
- 職務経歴書の下書き
- 転職サイトの登録
- 転職エージェントの登録と面談
- 求人の下調べ
このあたりを少しずつやっておくことで、転職を成功させるためのスタートダッシュができるはず。
やること多すぎ!
と思った方は、とりあえず転職サイトや転職エージェントに登録することがおすすめ。
また、求人情報は登録するだけでも調べることができます。
30社以上の企業に応募した僕が「教員に強い!」と思った転職エージェントは以下の3つ。
転職エージェントについて詳しく知りたい人はこちらの記事でもまとめています。
まとめ|教員は退職は手順を踏んで円満に
改めて今回の記事をまとめます。
- 「辞める」ことを伝えるなら9〜10月
- 伝える相手は学校長、学年主任の順番に
- 他の先生には伝えすぎない
- 退職理由は引き止められない内容で伝える
- 転職活動自体は夏から始めるのが成功のカギ
以上の手順で退職する意思を伝えれば、割とすんなり辞められるはずです。
この記事を読んだあなただけは、手遅れになってほしくないです。
まだ夏休み前だという人は、転職活動の準備を今すぐ始めましょう!
転職活動の進め方についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
この記事通りに進めれば迷うことはありません。
あなたの転職活動が成功することを祈っています!
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