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その仕事選びは失敗!転職で後悔する7つの選び方とは?【好きを仕事にしちゃダメ】

転職先の探し方

 

今の仕事から転職を考えているけど、仕事選びで失敗をしたくない!どんな基準で次の仕事を選ぶといいのかな?

転職で後悔しちゃう選び方が知りたい・・・

 

こんな悩みを解消します。

 

「好きを仕事に生きていく」

 

誰もが一度は聞いた言葉ではないでしょうか。

 

YouTuberやブロガーといった新しい仕事でお金を稼ぐ人たちは、あたかも自分の好きなことをやって収入を得ているように見えています。

 

そんな生活に憧れて

よし、好きなことを仕事にしよう!

と考えて転職先を探す人もいることでしょう。

 

実は、その考え方で転職するのは大きな間違い。

 

転職先でうまくいかず、仕事が長続きすることなく、すぐにまた転職を考えてしまうことになるかもしれないんです。

 

仕事選びで失敗する7つの原因

 

  1. 好きなことを仕事にする
  2. 給料が多い仕事を選ぶ
  3. 業界や職種で仕事を選ぶ
  4. 楽な仕事を選ぶ
  5. 性格テストで仕事を選ぶ
  6. 直感で仕事を選ぶ
  7. 適性にあった仕事を選ぶ

 

本記事の信頼性

今回は「科学的な適職」という本を参考にまとめました。

 

この本の著者、鈴木祐さんはサイエンスライター。

 

  • 10万本の科学論文を読破
  • 600人を超える海外の学者や専門医へのインタビュー

 

上記の通り、広い知識をもった方です。

 

ブログ「パレオな男」は月間250万PVを達成しており、科学的根拠に基づいた記事はとても参考になるものばかり。

 

 

この本にもっと早く出会っていれば、もっと慎重に自分の仕事選びができたなと思います。

 

今回はこの書籍から、仕事選びでやってはいけない「7つの大罪」を紹介。

 

どれも今までの常識を覆すものばかりです。

 

この記事を読むことで、幸福度が高い仕事を選ぶことができるようになりますよ!

 

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失敗1:好きなことを仕事にする

好きなことを仕事にする

「好きなことを仕事にする」と考えて仕事選びをすることは正しくありません。

 

なぜなら、自分の好きなことでも、そうでなくても仕事に対する幸福度は変わらないからです。

 

え、どういうこと!?

 

この本によると2015年のミシガン州立大学が行った「好きなことを仕事にする者は本当に幸せか?」という大規模な調査で根拠が示されています。

 

研究チームは被験者の「仕事観」を2パターンに分けたそうです。

 

  • 適合派:「好きなことを仕事にするのが幸せ」だと考えるタイプ
  • 成長派:「仕事は続けるうちに好きになるものだ」と考えるタイプ

 

 

2つの「仕事観」だけを見ると、「適合派」のほうが仕事に対する幸福度が高いように思えますよね。

 

ところが結果は違いました。

 

なんと適合派の幸福度が高いのは最初だけ。

 

1〜5年と長い期間で見ると、幸福度・年収・キャリアなどのレベルは成長派のほうが高かったという結果になったのです。

 

一体どういうことなのでしょうか。

 

成長派はたしかに、好きな仕事を選んだかもしれません。最初こそ熱意をもって取り組めていたことでしょう。

 

ところが理想と現実は違います。

 

例えば学校の先生だったら

 

授業を教えることが大好きだから教員になろう!

 

と思って選んだかもしれませんが、実際は授業を教えるだけでは終わりません。

 

  • 問題行動を起こす子供への対応
  • 保護者連絡
  • 出欠の確認
  • 宿題のチェック
  • 授業プリントの作成
  • テストの添削
  • 学校行事の準備
  • 部活動の顧問

 

 

ともかく「授業」以外の仕事が山積みです。

 

結果、トラブルへの対応にも弱く「こんなはずでは・・・」と後悔してしまうのです。

 

一方、「成長派」のほうは仕事に対して大きな期待をしていません。

 

その結果、大きなトラブルにも強く対応できる上に、仕事を通してどんどん成長することができるようになります。

 

「キャリアアップ」や「年収アップ」につながり幸福度も上がるのです。

 

YouTuberだって「好きなこと」を表現する裏で多くの努力を積み重ねてきていますよね。

 

表面的な「好き」だけにこだわってしまうと、理想と現実のギャップに耐えられず、仕事選びに失敗してしまう結果が待っています。

 

失敗2:給料が多い仕事を選ぶ

給料が多い仕事を選ぶ

せっかくの転職なら給料が多いほうがいい!

 

と考えるのは人として当然のことでしょう。

 

誰だって、お金はもらえるほうが嬉しいですからね。

 

ところが、給料が多い仕事を選んでしまうことも仕事選びで失敗する原因の1つなのです。

 

なぜかと言うと、給料が多いか、少ないかは幸福度や仕事の満足度とは関係ないからです。

 

でも、お金があったほうが生活は豊かになるじゃん?

 

本書では代表的な研究として、フロリダ大学などが行ったメタ分析が紹介されています。

 

メタ分析とは、過去に行われた複数の研究データをまとめて大きな結論を出す手法のこと。

 

数ある研究の中でもかなり精度が高く、正解に近い結論を出すことができるのです。

 

お金と幸福度に関する調査では次のような結果が出たそうです。

 

給料と仕事の満足度は「r=0.15」の相関係数しかない

 

この数は1に近いほど関係が強いとみなされます。

 

多くの場面では「0.5」以上の数値を取れば関係があると判断されることを考えると、「0.15」という数字はあまりにも小さいものです。

 

また、他の研究では年収と幸福度の関係について、次のような結論も出しています。

 

年収400〜430万円を超えた場合、幸福度を5%高めるためにはさらに年に400〜430万円が必要

 

「給料が高い仕事を選ぶな!」ということ主張するわけではありません。

 

ただ知っておいてほしいことは、「給料で幸せは買えない」ということ。

 

実際、教員の給料は世間的にも高い水準です。

 

ボーナスも安定して出されます。

 

一方で、教員の幸福度はどうでしょうか?

 

高い給料に釣られて、ハードワークな仕事を選ぶことは失敗する原因になると言わざる得ないでしょう。

 

教員が転職後にどのように給料が変化するかについては別記事「教員が民間企業へ転職すると給与は下がる?年収比較と対策を解説」で解説しています。

 

詳しく知りたい人は参考にしてください。

失敗3:業界や職種で仕事を選ぶ

業界や職種で仕事を選ぶ

仕事を選ぶなら「将来性がある」「興味がある」業界や職種を選びたいと思う人も多いことでしょう。

 

この仕事選びの方法も、失敗する原因の1つです。

 

なぜなら、専門家でも有望な業界を予測することは不可能だからです。

 

例えば、今こそコロナが世界的に流行して、企業のあり方も大きく変化していますよね。

 

経営不振により倒産する企業もあります。

 

「JAL」は昨年度よりも大きく収益を落としたことも報道されたことも知っているはず。

 

では、1年前の同じ頃にこの未来を予測した専門家はいたでしょうか。

 

答えは「No」です。

 

私達の将来など、誰も予測できないもの。

 

「10年後はAIが仕事をする!」などと言われていますが、果たして本当にそうでしょうか。

 

予想はあくまで「現時点」での予想であり、当たるとは限りません。

 

「将来性がありそう」な業界が本当に伸びるかどうかはわからないのです・・・

 

また、自分の興味、関心も変化することは考えておくべきです。

 

あなたは子供の頃の将来の夢を叶えましたか。

 

この質問に、どれほどの人が「はい」と答えられるでしょうか。

 

僕自身、夢はコロコロ変わった経験があります。

 

  • 小学生時代:ゲームクリエイター
  • 中学生時代:小説家
  • 高校生時代:教育関連の仕事

 

変わりすぎですね(笑)

 

あなたにも同じような経験はあるのではないでしょうか。

 

僕たちは自分の「興味」「関心」の変化すらコントロールできないものなのです。

 

「現在の価値観が全て」だと思い込むのは間違い。

 

業界も、個人の価値観も、将来的には変わる可能性を考えた上で慎重に仕事を選ぶべきでしょう。

 

失敗4:楽な仕事を選ぶ

楽な仕事を選ぶ

 

楽な仕事を選びたい・・・

いわゆるブラック企業から抜け出したいと思い転職を考える人もいるはずです。

 

楽な仕事であれば自分のゆとりが持てますし、モチベーションも上がり、生産性が上がるように思えますよね。

 

しかし、実は楽すぎる仕事を選ぶことも失敗する原因になるのです。

 

楽すぎる仕事は仕事の幸福度を下げるという結果が出ているからです。

 

ある研究では、会社内で高いポジションに就いたエグゼクティブほど健康で幸福度が高い事実を示しています。

 

周囲の部下よりもあきらかに仕事量が多いにもかかわらず、健康被害にあうことなく、日中は疲れがなく活動できているとか。

 

一体どういうことでしょうか。

 

実は会社内のランクが高い人ほど幸福度が高いのは、ランクが低い人ほどストレスを調整することができるからなのです。

 

会社で上の地位にいる人ほど、仕事の裁量権が増えますし、作業を自由にコントロールできます。

 

ところが、地位が低い人は上から言われた仕事に従うことしかできず、自分で仕事をコントロールできません。

 

両者には仕事をコントロールできるかどうか、という「裁量権」で違いがありました。

 

この結果から分かることは、良いストレスは仕事に対するモチベーションを上げ、免疫力を高める効果があるということです。

 

もちろん、あなたのメンタルを壊すようなストレスが重度な仕事は選ぶべきではありません。

 

もし今の仕事がストレスフルならば転職を考えるべきでしょう。

 

しかし、楽すぎる仕事を選ぶことは、結果的に幸福度を下げてしまうことも考えて、転職先を検討するべきです。

 

失敗5:性格テストで仕事を選ぶ

性格テストで選ぶ

 

性格テストとは、いくつかの質問で性格タイプを出すテストのこと。

 

質問に答えると「知的好奇心旺盛なあなたは研究家がおすすめ」といった結果が出て、自分の仕事選びの参考にする人も多いのではないでしょうか。

 

実は、この性格テストで仕事を選ぶのもよくない方法の1つです。

 

なぜかと言うと、性格テストは占いと同じくらい当たらないものだからです。

 

いやいや、性格テストは占いと違うでしょ!

質問に答えるんだから正確だよ!

 

と思う人もいるかもしれません。

 

本書では「エニアグラム」という性格診断テストを例として示しています。

 

「エニアグラム」とは人を9つのタイプに分類する性格診断。

 

このテストの問題点は、結果の解釈が人によって違うということだと話しています。

 

次の2つのタイプを比べてみましょう。

 

  • タイプ6「信頼を求める人」ー安全を求めて孤独を嫌う
  • タイプ9「平和を好む人」ー安定を好んで葛藤を嫌う

 

見てもらってわかるように、「安全」と「安定」はかなり似た言葉ですよね。

 

不安を感じる人であれば、このどちらの結果を読んでも「自分のことだ!」と拡大解釈をしてしまうもの。

 

結局は物の感じ方は主観で決まります。

 

明るい性格だから、人と接する仕事に就こう!

 

と思ったところで、毎日明るい性格のまま過ごせる人などいるはずもありません。

 

嫌なことがあれば暗くなりますし、辛いことがあれば悲しくなる日だってあります。

 

占いで1位だからと言って、良いことが必ず起きるわけではないように、性格テストで適職を見つけることは不可能だと言えます。

 

失敗6:直感で仕事を選ぶ

 

求人を見てコレだ!と思った

どうせ判断することが難しいなら、自分の直感を信じたい。

 

そう思って仕事選びをする人もいるかもしれません。

 

が、やはり直感で仕事選びをすることは大きな間違いです。

 

人の直感も当てにならないものだからです。

 

そもそも直感とは、その人の経験に裏付けられたものです。

 

本書ではチェスプレイヤーを例に、直感が正しく働く条件を示しています。

 

  • ルールが厳格に決まっている
  • 何度も練習するチャンスがある
  • フィードバックがすぐに得られる

 

まさにチェスや将棋などはこの条件を満たしています。

 

プロの人が自分の直感を信じることには向いているでしょう。

 

では仕事選びではどうでしょうか?

 

  • 転職にルールは決まっていない
  • 何度も転職するチャンスはない
  • 選んだ仕事が正しいかどうかは数ヶ月かかる

 

見事に条件にあてはまりませんね。

 

直感で仕事を選ぶことは非常に危険です。

 

様々な条件、情報を調べてから仕事を選ぶようにしましょう。

 

失敗7:適性にあった仕事を選ぶ

適性にあった仕事を選ぶ

 

この世のどこかには、必ず自分を必要としている仕事がある

 

まるで白馬の王子様を夢見るような幻想の言葉ですね。

 

適性とは自分が生まれ持った能力のこと。

 

自分の能力が活かせる仕事が必ずあると信じて、仕事選びをすることもまた大きな間違いです。

 

いやいや、自分の「強み」を生かした仕事のほうが絶対にいいでしょ?

 

と思ったかもしれません。

 

ある研究では「強みを生かせば仕事がうまくいく」という考え方すら怪しいという意見が出されています。

 

ポジティブ心理学の生みの親であるマーチン・セリングマンは、7348人の男女を集めて全員の「強み」と仕事の満足度を比べる調査を行ったそうです。

 

その結果で分かったことは2つ。

 

  • 「強み」と仕事の満足度には有意な関係があるものの、その相関はとても小さい
  • その組織のなかに自分と同じ「強み」を持った同僚が少ない場合には、仕事の満足度が上がる

 

2つ目についてはちょっと具体的に解説します。

 

例えばあなたがICTにとても強い教員だとすれば次のようなことが起きます。

 

  1. 職員室ではICTが苦手な人からいつも「助けて!」と声をかけられる
  2. 問題を解決する
  3. 自分の「強み」が評価される
  4. 仕事に対して満足度が上がる

 

上記のように、仕事に対して満足度を上げるのは「自分の強みが生かせているか」という点。

 

自分の「強み」が何かを知ることはムダではありません。

 

むしろ、今の仕事をより充実したものにするためには知っておく必要性があること。

 

しかし、仕事選びにおいては別です。

 

仕事先が決まってから、その企業でどんな「強み」が生かせるのかを検討したほうが、より満足度が得られるでしょう。

 

まとめ|仕事選びは一面だけ見てはダメです

改めて今回の記事をふり返ります。

 

仕事選びで失敗する7つの原因

 

  1. 好きなことを仕事にする
  2. 給料が多い仕事を選ぶ
  3. 業界や職種で仕事を選ぶ
  4. 楽な仕事を選ぶ
  5. 性格テストで仕事を選ぶ
  6. 直感で仕事を選ぶ
  7. 適性にあった仕事を選ぶ

 

 

お金もダメ、楽な仕事もよくない・・・

結局、何を基準に仕事選びをすればいいの?!

 

ここまで読んでくださったあなたはこう思ったのではないでしょうか。

 

こんなに「ダメダメ」と言われたら、何を信じればいいのか、どうやって転職先を見つければいいのかわからなくなりますよね。

 

この本にも書かれていますが、大事なのは「自分の判断が正しい」と思い込みすぎないこと。

 

著者は「視野挟窄(しやきょうさ)」と表現しています。

 

視野を広げるためにはいくつかの方法があります。

 

  • 複数の転職エージェントに登録する
  • 家族に相談する
  • 友人に相談する

 

ポイントは「他者」から判断してもらうこと。

 

自分で考えすぎることはとても危険です。

 

僕も複数の転職エージェントに登録したことで、「自分の考え」をより具体化することができるようになりました。

 

人に話を聞いてもらうだけでも、仕事選びはぐっと成功に近づきます。

 

僕が使ってみてよかった転職エージェントは次の3つ。

 

 

 

詳しい解説は別記事「教員に強い転職エージェント3選!登録するならコレだけでOKです【最新版】」でも解説しています。

 

自分で判断するだけでなく、視野を広げて仕事を探しましょう。

 

そして「転職してよかった!」と思える仕事を見つけ出しましょう。

 

今回は以上です。