教員が副業でブログ収入を得てもいいの?
こんな悩みを解消します。
仕事量の割に収入が見合わないことに不満を感じ「副収入を得たい!」と思うこともあるでしょう。
副業として考えた方法の1つに「ブログ収入」を思いつく人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、教員のブログ収入は勝手にやってはいけません。
なぜなら、教員の副業は許可が必要だからです。
- 教員のブログ収入が許可なしではダメな理由
- 「許可をもらう」ことは難しい
- 教員がブログをやるべきメリット
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!
今回は僕自身が教員として「副業申請をした経験」からわかりやすく解説。
いろんなブログがありますが、許可をもらうために行動した先生はいなかったので割と信頼性は高いと思います。
この記事を読めば、教員のブログ収入を勝手にもらってはいけない理由はもちろん、収入がなくてもブログをするべきメリットがわかりますよ!
教員のブログ収入は許可なしではダメ
そもそも教員てブログ収入はOKなの?
許可なしはNGです!
繰り返しになりますが、教員が副業としてブログ収入を得ることは基本的にNGです。
なぜなら、任命権者の許可が必要だから。
教員の副業には「許可が必要なもの」と「必要ではないもの」があります。
- 著述業(本の出版)
- 講演会の開催
- ブログによる収益
- YouTubeによる収益
- 投資
- 小規模な不動産投資
- 小規模な農業
- 寄付・お布施の受取
どこまでが禁止なのかはこちらの記事でもまとめています。
ブログでの収入は「広告収入」が中心。
「任命権者の許可」がなければ勝手にやってはいけないんですね。
これは法的にも示されています。
地方公務員法
(営利企業等の従事制限)
第三十八条1 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
教育公務員特例法
第3章 服務
(兼職及び他の事業等の従事)
第17条 教育公務員は、教育に関する他の職を兼ね、又は教育に関する他の事業若しくは事務に従事することが本務の遂行に支障がないと任命権者(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第37条第1項に規定する県費負担教職員については、市町村(特別区を含む。以下同じ。)の教育委員会。第23条第2項及び第24条第2項において同じ。)において認める場合には、給与を受け、又は受けないで、その職を兼ね、又はその事業若しくは事務に従事することができる。
教員として本を出版している先生方はきちんと許可をもらっているんですよね。
ちなみに勝手に副業をして処分を受けた事例もあります。
「許可をもらう」のは難しい
どうすれば許可がもらえるの?
まずは管理職に相談ですが…割と難しいです
任命権者の許可を得るためには、まず管理職に相談が必要です。
ただ、残念なことに許可がもらえる可能性はとても低いでしょう。
- 前例が少ない
- ブログ収入の仕組みを理解してもらえない
- 責任がとれない
僕自身、副業申請をしたときには難色を示されました…
学校長が理解してもらえない場合、ほとんど許可はもらえないと思ったほうがいいでしょう。
許可がもらえないなら、ブログなんてやる意味ないじゃん…
と思った方、ちょっと待って!
教員がブログをやるメリットもあるんですよ!
「収入なし」でも教員がブログをやるメリット
たとえ許可がもらえずに収入として得られなくても、ブログをやっておくメリットがあります。
- 学びにつながる
- ブログを育てられる
- 転職のきっかけになる
学びにつながる
ブログをやれば学びにつながります。
- 読者はなにを悩んでいるか
- 何を伝えたいか
- どうやって書くと伝わるか
考えて記事を書くことで、確実に文章能力は向上します。
実際、僕も「学級通信」や「所見」を書くことを楽しめるようになりました!
手前味噌ですが管理職からも評判がよくなりました。
ブログを育てられる
収入が得られなくても、ブログはやっておくのがオススメ。
なぜなら、収入が得られるようになるには時間がかかるから。
- 記事を書く
- Googleのロボットが巡回する
- 1〜3ヶ月後ほどで検索順位が決まる
将来、副業としてブログを始めたい人ほど、記事を書いて育てておくといいでしょう。
やってみるとわかることも、たくさんありますからね!
転職のきっかけにもなる
教師という立場から離れて別の仕事をしたいと思ったときにも、ブログは役立ちます。
なぜなら、転職のきっかけになるから。
- ブログで○記事を書いた
- 月○PVを達成した
- ○ヶ月運営した
このような実績は特にWeb系の企業への転職で役立ちます。
当時、プログラミングを半年間独学した僕はWeb系の企業へ応募。
そのときにアピールしたこととして
- プログラミング独学によるHPのコーディング
- Twitter運用:3ヶ月で3,000人のフォロワー達成
- ブログ運営:半年間で100記事&1万PV達成
これらが評価されてWebコンサル会社から内定をもらえました!
今やSNSでも仕事が見つかる時代です。
「ブログはオワコン」なんて言われてますが、僕はまだ将来性があると思います!
まとめ
今回の記事をまとめます。
- 教員のブログ収入が許可なしではダメ
- 「任命権者の許可」が必要
- 教員がブログをやるべきメリットもある
繰り返しますが、教員のブログ収入は「許可なし」で勝手にやってはいけません。
しかし、それでも僕は教員こそブログをやることをオススメします。
そんなこと言ってもブログの始め方なんてよくわかんない…
という人も大丈夫。
僕が実際にWordPressでブログを立ち上げた手順をまとめた記事を参考にしてもらえれば、1日もかからずブログを作ることが可能です。
「忙しくてそんな時間すたもったいない!」という先生については無料でブログ作成代行もやっています。
ブログに関する質問なども受け付けてます!
今年こそ、新しいことい挑戦したい人!ぜひいっしょにブログを楽しみましょう!
今回は以上です。
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