小・中学校で教員をしてきたぴいすです。未経験でWEBコンサル会社から内定ゲット。副業ブログは7ヶ月で月10,000円ほど稼げるようになりました!Twitterアカウント:フォロワー4,000人超
こんな悩みを解消します。
教員から児童支援員への転職は難しくありません。
なぜなら教員免許を活かすことができるからです。
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
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僕が前任校で一緒に働いた先生も児童支援員へ転職をされました。
そのとき聞いた話も含めてまとめたので、割と信頼性は高めです。
この記事では以下の内容をまとめました。
- 教員から児童支援員への転職が難しくない理由
- 児童支援員の給料
- 児童支援員の仕事内容
- 児童支援員のやりがい
- 児童支援員のデメリット
この記事を読むことで、児童支援員への転職を考えている人はより具体的にイメージすることができますよ。
教員から児童支援員への転職は難しい?
繰り返しになりますが、教員から児童支援員への転職は難しくありません。
なぜなら児童支援員の「任用資格」が習得しやすいからです。
厚生労働省は児童支援員の資格取得のため、以下の条件を打ち出しています。
- 保育士の資格を有する者
- 社会福祉士の資格を有する者
- 高校卒業後、2年以上児童福祉事業に従事した者
- 幼稚園、小学校、中学校、高等学校又は中等教育学校の教諭となる資格を有する者
- 大学で、社会福祉学、心理学、教育学、社会 学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
- 大学で、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する 課程において優秀な成績で単位を修得したことにより、大学院への入学が認められた者
- 大学院において、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専攻する研究科又はこれらに相当 する課程を修めて卒業した者
- 外国の大学において、社会福祉学、心理学、教育学、社会学、芸術学若しくは体育学を専修する学科又はこれらに相当する課程を修めて卒業した者
- 高校卒業者等であり、かつ、二年以上放課後児童健全育成事業に類似する事業に従事した者であって、市町村長が適当と認めた者
ー放課後児童支援員に係る都道府県認定研修ガイドライン(案)の概要より引用
この中の4つめに教員免許を持っている者が挙げられています。
実際に「任用資格」を取得するには研修が必要ですが、他の職種から転職するよりもかなり容易であることが分かりますよね。
研修自体も講習を受けるのみで、試験などがあるわけではありません。
以上のことからも、教員から児童支援員への転職はかなり簡単だと言えます。
児童支援員の給料は?
教員から転職すると給料はどう変化するの?
転職の際、誰もが気になる給料。
残念ながら、児童支援員に転職すると教員よりも給料は低くなる傾向があります。
児童支援員の月給は一般的に15〜20万円程度です。
実際にある転職サイトの求人例を見てみましょう。
入社5年・28歳で年収は280万円とかなり低いことが分かります。
教員と比べると年収は半分ほどに減るのではないでしょうか。
このことから転職による収入面アップは残念ながら期待できないと言えるでしょう。
児童支援員の仕事内容は?
児童支援員の仕事ってどんな内容があるの?
児童支援員と言われてもぱっと仕事内容が思いつかない人もいるかもしれません。
仕事内容を一言で表すとすれば、子どもたちの生活を見守る仕事ということです。
児童支援員の仕事場は主に「学童保育所」「放課後児童クラブ」といった名称の場所で働くことになります。
保護者が迎えに来るまで、子どもたちを預かる場所です。
そこで働く児童支援員は、子どもたちの安全・安心に配慮して生活を見守る必要があります。
具体的な仕事内容としては以下の内容です。
- 外で遊ぶ
- おやつを食べさせる
- テレビ・DVDの視聴
- 宿題をやらせる
- 工作をさせる
教員との大きな違いは授業などを教える必要がない点です。
「先生」と呼ばれることはありますが、あくまで児童支援員ですので各教科を教える事はありません。
預かる子どもたちが少しでも楽しめるような環境を形成することこそ、児童支援員の仕事だと言えるでしょう。
児童支援員のやりがいは?
児童支援員のやりがいは?
では、児童支援員のやりがいとはどんなことが挙げられるでしょうか。
子どもたちから慕われること
やりがいの1つ目は子どもたちから慕われることです。
児童支援員は学校の先生として授業を行うわけではありません。
しかし子どもたちからは「先生」と呼ばれる存在です。
ときには一緒になって遊ぶこともありますし、悩んでいることなどの話を聞く相手にもなる必要があります。
「先生!今日、学校でこんなことがあったよ」
「先生、聞いてよ。実はさあ・・・」
子どもたちは学校の先生と同じくらい、児童支援員を頼りにする姿があるでしょう。
学校の先生と同じくらい、子どもに寄り添うことが好きな人にとってはやりがいのある仕事だと言えますね。
自分のアイデアを活かせる
2つ目は自分のアイデアを活かせることです。
自分が所属する施設内で子どもたちが楽しめる遊びやイベントを設定することができるからです。
児童支援員には学校の教員と違い、学習指導要領がありません。
そのため、学校以上に自由な発想で遊びやイベントを企画することができます。
子どもたちが楽しめるレクリエーションを知っている人にとっては最高の仕事場かもしれませんね。
児童支援員のやりがい
- 子どもたちから慕われる
- 自分のアイデアを活かせる
児童支援員のデメリットは?
では児童支援員になることで考えるデメリットはなんでしょうか。
給料が低い
1つ目のデメリットは給料が低いことです。
一般的な教員と比べても給料はかなり低いことは先ほども述べました。
今までの給料を基準としていた自分の生活レベルをかなり見直さなければ、残念ながら苦しくなると言えるでしょう。
ある程度貯蓄があったり、独身であったりすればよいですが、結婚して家庭をもっている人にはあまりおすすめはできません。
転職して給与が下がっても生活できそうかどうかをよく考えておきましょう。
子どもの様子・行動に常に気を配る必要性
2つ目は子どもの様子や行動をいつも見ておかなければいけないことです。
児童支援員は大事な子どもたちを預かる場所です。
ケガや病気があったとき、トラブルがあったときには適切な対応が必要です。
よくあるトラブルとしては子ども同士のケンカが挙げられます。
児童支援員が仲裁役に入り解決を図る必要がありますよね。
どんなときでも、その場所に来ている全ての子どもたちが安全な状態であるよう、常に意識する必要があると言えます。
保護者からのクレーム対応
教員時代にもあったクレーム対応。
児童支援員になっても、起きることはしばしばあります。
例えば
「おやつはこれにしてください」
「外で遊ばせないでください」
「この友達とは一緒には無理です」
などなど・・・
まるで嘘のように思えるかもしれませんが、学校の先生だったらこういったクレームに思い当たることもあるのでは?
保護者から預かる場所として、親の要望を無視するわけにはいかないのが児童支援員の辛い立場。
こちらの希望も話しながら、少しでも子どもが楽しめる環境を設定する必要があると言えますね。
まとめ:教員から児童支援員への転職は慎重に
改めてこの記事をおさらいしましょう!
- 教員から児童支援員への転職は難しくない
- 給料は下がってしまうので要注意
- 仕事内容は子どもたちを預かり生活を見ること
- 子どもたちの姿に常に気を配る必要がある
- 保護者対応も必要である
ここまで読んで「良し!児童支援員になろう!」と思った方はぜひ一度転職サイトやエージェントで求人を探してみましょう。
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