教員として副業で家庭教師をやってみたい!
実際にできるのかどうか知りたいなあ・・・
こんな悩みを解消します。
教員といえば勉強を教える仕事。
子どもたちに教えることが好きで学校の先生になった方もいることでしょう。
とはいえ仕事は大変で、自由な時間もない毎日・・・
労働時間を時給換算にするとアルバイトもびっくりするような単価だったりします。
せめて副業したい!と考えたとき、勉強を教える力を活かして家庭教師をやりたいと思う人もいることでしょう。
残念ながら、教員の副業として家庭教師はできません。
なぜなら、公立教員では営利目的の仕事が禁止されているからです。
この記事では教員の副業として家庭教師ができない理由を解説します。
さらに後半では、教員でもできる副業や、教員でもお小遣い程度は稼げる方法について紹介。
この記事を読めば、教員の副業として家庭教師がおすすめではない理由が分かりますよ!
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公立教員は家庭教師を副業ではできない
繰り返しになりますが、公立で正規採用の教員は基本的に副業として家庭教師はできません。
なぜなら、営利目的になるためです。
地方公務員法
(営利企業等の従事制限)
第三十八条1
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
2 人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。
この法律から分かるように、任命権者の許可を得ないかぎりは営利目的の仕事を行うことはできません。
任命権者とは各市町村の教育委員会のことです!
従って基本的には家庭教師はできません。
例外として副業ができる教員もいる
「基本的にはできない」と説明しましたが、実は例外として家庭教師ができる教員もいます。
次の3つの立場の教員です。
- 私立教員
- 会計年度任用職員(パートタイム)
- 公立でも許可を得ている教員
これらの教員に関しては副業として家庭教師も可能となります。
ですが、僕個人としては基本的におすすめはしません・・・
教員の副業で家庭教師をおすすめしない理由
教員は本業でも教えてるし、家庭教師なんてピッタリじゃん!
どうしておすすめしないの?
僕が教員の副業で家庭教師をおすすめしない理由は次の2つです。
- 土日に働かなければいけない
- 受験におけるプレッシャーがある
順に解説します!
土日に働かなければならない
家庭教師は土日に働くことが多いです。
なぜかと言うと、各家庭では平日は部活動や塾で夕方の時間をつかってしまうから。
土日のほうが時間があるため、家庭教師をお願いする家庭が多いのです。
実際、僕が大学生のころに家庭教師をバイトしていた友人は、土曜日の午前中が一番お願いされる時間帯だと話していました。
平日だけでも忙しいのに土日まで働くって・・・きつくないですか?
中学校、高校であれば部活動の指導がある先生もいるはず。
スケジュール管理も必要になってきますよね。
土日まで働くという意味でも家庭教師はおすすめできません。
「受験」がネック
家庭教師として頼まれることが多いのは「受験対策」です。
特に高校受験、大学受験では合格させる必要があります。
お金をもらう以上、要望には答える必要がありますからね
あなたがもし「教員」という立場を明らかにして働くのであれば、かなりのプレッシャーがのしかかります。
親からすれば「本業で教師をしているんだから合格させてくれるはず」と期待するもの。
結果を出さなければ信用はガタ落ちです。
そんなプレッシャーに耐えながら働かなければいけないため、やはりおすすめはできません。
教員におすすめの副業
家庭教師をおすすめしないのは分かったけど、じゃあおすすめの副業って何かあるの?
僕が教員におすすめする副業は次の通り。
- 不動産投資
- 株式
- 小規模な農業
- 執筆活動
- ブログ
- YouTube
順に解説しますね!
許可がいらない副業
どんな教員でも許可がなくてできる主な副業は次の3つです。
- 不動産投資
- 株式(資産運用)
- 小規模な農業
これらについては許可がいらないため、すぐにできます。
特に株式などはスマホ1台でできる時代になっていますので割と手軽です。
一方で準備には時間、お金がかかるという点では少し大変ではあります。
また知識がなければ損をする可能性もあることも忘れてはいけません。
とはいえネットでは投資でしっかり稼いでる先生もいますよ!
許可が必要な副業
許可が必要ではあるけれど教員におすすめの副業は次の3つです。
- 執筆活動
- ブログ
- YouTube
執筆活動とは簡単に言えば本の出版です。
出版会社から依頼があって、始めて書けるものなのでハードルは高めです。
しかし、この3つでは最も許可が取れる副業でもあります。
いろんな先生が本を出版してますよね!
ブログ、YouTubeは最初にかかるコストが少ないことがメリットです。
非常に始めやすいですし、開設するだけなら副業にはなりません。
最初はアクセス数やチャンネル登録者数を増やすことに専念し、収益化ができそうなタイミングで許可をもらうこともよいでしょう。
デメリットとしては、副業の許可が出にくいことです。
しかし、副業として認められなくてもブログには様々なメリットがあります。
ブログ運営をがんばった結果、転職のきっかけになることもあります。
僕はブログ運営の力が認められて、教員から未経験のWebコンサル会社に内定をもらいました!
自分の視野を広げるという意味でもブログはおすすめです。
ちなみに最近だと10分あればブログを始められたりするのでハードルも低めかと。
教員におすすめのネットで稼ぐ方法
不動産投資とか株とか知識わからないし、ブログとかも許可が必要なんでしょ?
もっと簡単に稼げる方法はないの?
そんな方はポイントサイトがおすすめですね。
お小遣いを稼ぐ程度であれば、ポイントサイトを活用することがおすすめです。
ポイントサイト?なんか怪しいんだけど・・・
と思うかもしれませんが、全然怪しくないです。
ポイントサイトとは、サイト経由で資料を請求したりアンケートに答えたりすることでポイントがもらえるサイトのこと。
買い物でポイントカードにポイントを貯める行為と同じです。
ポイントサイトは営利目的ではないため副業ではありません!
最初のお金もまったくかからないので始めやすい点も魅力です。
デメリットとして「月数十万!」なんて大金は稼げないこと。
とはいえコツコツやればお小遣い程度には稼げますよ。
おすすめは大手ポイントサイトの「モッピー」です。
僕も過去にここで楽天カードを作ったことで1万円分のポイントをもらった経験があります。
まとめ|教師は副業で家庭教師はしないほうがいいですよ
あらためて、今回の記事のまとめです。
- 公立の正規作用は副業で家庭教師はできない
- 家庭教師を副業としてできる教員もいるがおすすめしない
- 他の稼ぎ方を検討するほうがよい
教員の副業なら、家庭教師ではない方法を検討してみましょう。
許可がいらない副業はいくつかあります。
ブログやYouTubeなどは収入だけでなく、アウトプットによって学べることもあります。
ポイントサイトなら処分されることなくお小遣いも稼げます。
とはいえ、これらを紹介しても大半の先生は行動ないはず・・・。
毎日、忙しくて大変ですもんね・・・
行動するのは大変です。
しかし、行動しなければ現実は変わりません。
まずはなにか、挑戦してみませんか?
「まずやってみる」ことから現実は変わりますよ!
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