教員を辞めるために転職活動をしているけれど、なかなか内定がもらえない・・・転職先が決まらない教員って、自分に悪いところがあるのかな?特徴やその対策を知りたい!
こんな悩みを解消します。
教員から転職しようと決め、実際に動き始めたものの、なかなかうまくいかずにあきらめようとしていませんか?
その特徴とは次の5つ。
- 自分の軸が決まっていない
- 転職活動の時間が確保できない
- いくつかの応募で内定をもらえずあきらめる
- 自分のスキル・強みをアピールできない
- やる気・熱意が伝わらない
- 転職先が決まらない教員の特徴
- 内定をもらうためのワンポイントアドバイス
この記事を書いている僕は教員として働きながら転職活動をした経験があります。
- プログラミング独学を半年間
- 転職活動を3ヶ月間
- 未経験のWebコンサル会社に内定
転職活動中には30社以上の企業に応募。
しかし、その失敗のおかげで「転職がうまくいかない」原因も分かるようになりました!
この記事では転職先が決まらない教員の特徴を僕の経験談から解説します。
この記事を読めば、転職活動がうまくいかない原因を知り、「どうすればよいのか」というアクションプランも見つかりますよ!
特徴1:自分の軸が決まっていない
内定をもらえない特徴の1つ目は、自分の軸がきまっていないことです。
なぜなら、転職先を決めきれずに踏み切れないから。
おそらく多くの教員がこう考えているはずです。
- できる限り楽な仕事がいい
- 残業がない仕事がいい
- 通勤時間が短い会社がいい
- 給与は今より高いほうがいい
- 自分の「好き」を仕事にしたほうがいい
ハッキリ言いますが、そんなホワイト企業はありません!
- この会社は給与が安い
- この会社は通勤時間が長い
- この会社は自分のやりたいことじゃない
このように高望みしてしまい、応募することもできず、転職先が決まらないパターンはよくあること。
最初に書いたように、「軸」とは転職で達成したい目標です。
- なぜ転職するのか(理由)
- なにをゆずれないのか(条件)
- そのためになにを捨てるのか(妥協)
この辺りを決めておかないと、転職はうまくいきません。
結果的には内定をもらえましたが結局は内定を辞退しました。
理由は「生活費に足りる給与が得られない」からです。
転職で失敗しないためにも、自分の中で今回の転職で「絶対に譲れない!」という軸を明確にしましょう。
- 転職活動で譲れない「条件」を決めておくべし!
- 自分が転職で「得たいもの」だけでなく「捨てるもの」も考えよう!
特徴2:転職活動の時間が確保できない
転職活動の時間を確保できない人も、転職で内定をもらえることはありません。
なぜかと言うと、本業が忙しく転職活動に使う時間を得られないからです。
- 求人情報の検索
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 応募
- 面接
疲れているから、今日くらいは別にいいか・・・
と自分に言い訳をすると、そこで転職活動はパタリとストップ。
とはいえ、この問題の解決策は至ってシンプルです。
いやいや、そんなことできるなら今ごろ定時で帰って家でのんびりビール飲んでるわ!
と思う人もいますよね。
では聞きますが、定時で帰るための工夫をあなたはしていますか?
僕も在職中に転職活動をするために、できる限り仕事を効率的にできるようにしてきました。
- 自分でやらなくてもいいことは自動化する
- 仕事は後回しにしない
- 先読みして仕事をする
これらを実践して、少しでも仕事を早く終わらせることを心がけてきました。
実際にはもっと早く、仕事を終らせる方法は確実にあります!
仕事が遅い教員の特徴については別記事「【あなたは大丈夫?】仕事が遅い教員の特徴6選と解決策【効率アップ】」でも解説しています。
それでもムリ!早く帰れない!
という人は、転職活動の準備をかなり早くから始めることで失敗しないように対策しましょう。
具体的には時間にゆとりがあり、まだ転職市場が活発ではない7〜8月からの準備がおすすめ。
この辺りは別記事「いつから動く?転職したい先生が8月から準備を始めるべき理由と具体的な3つの行動【計画的に】」でもまとめていますので詳しく知りたい人は参考にしてください。
- 転職活動は時間がかかることを知っておこう!
- 早めに計画することが成功への近道!
特徴3:いくつかの応募で内定をもらえずあきらめる
いくつかの企業へ応募しても内定がもらえず、すぐにあきらめてしまう教員も、転職で失敗をします。
なぜなら、自分には転職はムリだと決めてしまい、その後も行動できなくなってしまうから。
- ビジネスマナーがない
- 営業経験がない
- 売上をアップさせる方法を知らない
「教員」という名札が、転職において有利になる業界や職種はごくまれにしか存在しません。
僕を必要としている会社なんてないんだ・・・
と絶望したこともありました。
俺はもう転職はムリなんだ・・・
と断念してしまってはいけません。
書類選考で落ちてしまうのには、必ず原因があります。
- 誤字・脱字がある
- 企業が求めるスキルに達していない
- 書面上で上手にアピールができていない
これらを改善して、何度も挑戦すべきです!
履歴書や職務経歴書の書き方については別記事「転職する教員の履歴書・職務経歴書の書き方を30社受けた教員が解説【ダメな書き方もある】でも詳しく解説していますので、知りたい人は参考にしてください。
- 教員の市場価値が低いのは当たり前!
- いくつか応募しただけでダメでもあきらめずに挑戦しよう!
特徴4:自分のスキル・強みをアピールできない
自分のスキル・強みをアピールできない教員も転職で失敗をします。
なぜかと言うと、会社での再現性が伝えられないからです。
それもそのはず、今まで学校現場でしか働いたことがないので、自分の強みが民間企業でどう活かされるイメージができないのです。
- コミュニケーション能力を営業で発揮できる
- プレゼン能力で相手にわかりやすく伝えられる
- マネジメント能力で企画を計画的に進められる
このように、活かせる強みを発揮できる場面を伝えられるかどうかが大切です。
せっかく書類選考で通過しても、
この人は使えなさそうだな・・・
と面接で思われたらお終いです。
自分の強み・スキルをしっかり把握して、会社でどのように活かせるのかを伝えられるようにしましょう!
「自分の強みがわからない!」って人は別記事「教員が転職でアピールできる「5つの強み」とは?
」でもまとめていますので、詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
- 自分の強みやスキルをしっかり伝えよう!
- その会社でどのように活躍できるかをイメージすると良し!
特徴5:やる気・熱意が伝わらない
やる気や熱意が伝わらない教員も転職で失敗することになります。
なぜかと言うと、教員から転職するという時点でそもそも先入観を持たれているからです。
そのため、転職する教員に対しては
- 仕事が辛かったんだろうな
- 転職してきてもすぐ辞めるんじゃないかな
- 精神的にも大丈夫なのかな
と思われることも多いです。
実際、僕も面接では面接した会社のうち2社から
教員の仕事が辛いため、転職を考えたのですか?
と聞かれました。
仕事が辛いから転職をすることは、理由としてはOKです。
しかし、理由をそのまま面接で話す必要はありません。
- 転職先でも問題なく仕事ができる
- 自分の力を発揮できる
- すぐに辞めることなく続けられる
このようなやる気、熱意を面接で伝えられることで、内定をもらえる可能性はぐっと高くなります。
- 教員の労働環境が辛かった
- 人間関係が辛かった
- 給与が割に合わなかった
上記のようにネガティブな理由を前面に出してしまえば
この人は大丈夫なのかな・・・?
と面接担当に思われてしまいます。
誰だって、すぐに辞める人は雇いたくないですからね。
内定をもらうためにも、やる気・熱意は伝えられるようにしておきましょう。
- ネガティブな転職理由は言わないようにしよう!
- やる気・熱意が伝わるように話すべし
まとめ:
改めて本記事を振り返ります。
- 自分の軸が決まっていない
- 転職活動の時間が確保できない
- いくつかの応募で内定をもらえずあきらめる
- 自分のスキル・強みをアピールできない
- やる気・熱意が伝わらない
- 転職活動で譲れない「条件」を決めておくべし!
- 転職活動は時間がかかることを知っておこう!
- いくつか応募しただけでダメでもあきらめずに挑戦しよう!
- 自分の強みやスキルをしっかり伝えよう!
- ネガティブな転職理由は言わないようにしよう!
教員の転職は難しいと言われていますが、僕はそう思いません。
ただ、失敗する教員はやはりこの記事で書いた特徴に当てはまっている人が多いのではないでしょうか。
- 転職エージェントに登録して相談する
- 身近な転職経験者に相談する
上記の方法で情報を集め、転職をイメージ化することがよいでしょう。
教員の転職に強い転職エージェントについては別記事「教員に強い転職エージェント3選!登録するならコレだけでOKです【最新版】」でまとめていますので、一度参考にしてみてください。
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詳しいことは別記事「【完全無料】教員限定の転職アドバイスサービスのお知らせ【特典あり】」を参考にしてください。
みなさんの転職活動がうまくいくことを心から願っています!
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