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たった1時間で完成!学級目標の作り方3ステップ【忙しくてもOK】

学級経営

学級目標を決めたいけど、忙しくて時間が取れない!

かんたんに作る方法が知りたい…

こんな悩みを解消します。

 

多くのクラスは4月に学級目標を決めますよね。

 

年度始めは毎年いそがしくて大変な時期。

 

学級目標は1年間を通して、クラスがどう成長するのかという指針になるもの。

 

少ない時間で効率よく、かつ子どもたちが主体的に決める方法を解説します。

 

本記事の内容
  • 効率的な学級目標の作り方3ステップ
  • カタチだけの学級目標にしない活用方法

 

記事の信頼性

自己紹介

記事を書いている僕は現職の中学校教員。

 

  • およそ半年間でプログラミング独学
  • 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
  • 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中

 

おかげさまでブログは15万PVを突破。

 

Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!

 

僕も昔は学級目標の作り方で悩んだ先生の1人。

 

  • 子どもの意見は取り入れたい
  • 時間は限られている
  • できれば早く作りたい

 

あるときには十分な話し合いができず、5月まで学級目標ができないこともありました。

 

もっと効率よくつくることはできないだろうか?

 

いろんな書籍を読み、実践を繰り返していった結果、僕なりの学級目標を作成する「3ステップ」を確立。

 

今ではどんなクラスよりも早く作り上げることができるようになりました。

 

また、早さだけではなく、子どもたちに活発に意見を話し合わせる場も設定できるように。

 

この記事では小・中学校と10年以上教師として経験を積んだ僕が、具体的な学級目標作成の3ステップを解説します。

 

記事を読み終えれば、きっとあなたのクラスでも学級目標がすぐに作れるようになりますよ。

 

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学級目標の作り方3ステップ

効率的に学級目標を作成する方法は次の3ステップです。

 

  1. 教師の思いを語る
  2. 事前にアンケートを取る
  3. 学級会で話し合う

 

1:教師の思いを語る

最初のステップは「どんな学級にしたいのか」と教師の思いを語りましょう。

 

なぜなら、担任と子どもたちの思いを共有する必要があるから。

 

4月は子どもたちも「よい学級にしたい」と思っているもの。

 

しかし、具体的な言葉にするのは苦手な子が多いです。

 

それは当然で、子どもたちって「語彙」が少ないんですよね。

 

  • 自分の言葉をかざらずに話す
  • 言葉でイメージ化する
  • 思いを「押し付け」るのではなく「共有する」ように

 

どんな学級へと成長してほしいのか伝えましょう。

 

 

2:事前にアンケートを取る

学級目標を決める前に、事前にアンケートを配りましょう。

 

なぜなら、アンケートを取ることによって一人一人の意見を吸い出せるから。

 

事前に考えてくることで、全員の学級に対する思いを見ることができます。

 

いきなり学級会を開いて、一人一人の意見を出そうとしても…

 

  • 時間が限られている
  • 関係性ができていないので発言しにくい
  • 全員の意見を出せない
  • 力が強い子どもの意見だけになってしまいがち

 

デメリットが多いと感じます。

 

学級開き1日目や2日目にアンケートを配り、家でじっくり考えてきてもらう。

 

これだけでスムーズに意見が出るようになります。

 

3:学級会で話し合う

アンケートまで取ったら、学級会で話し合いましょう。

 

  1. アンケートの学級目標を黒板に書き出す
  2. イメージしにくい言葉などがあれば質問をしあう
  3. 多数決で決めていく

 

黒板に30個以上の学級目標が並ぶだけでも「おお!」と感動するもの。

 

言葉からイメージできるものは良いですが、なかには「どういう意味で考えたのだろう?」と思うものもありますよね。

 

そういったものは互いに聞きあって、イメージの共有化をします。

 

この中で「ちょっとこの意味を聞いてみたい」というものはありますか?

 

最後は多数決で決定!

 

事前アンケートがしっかり書かれていれば、1時間もかからず決定することができるはず。

 

いそがしい4月でもあっという間に完成しますよ!

どうしても時間がないときは「後回し」でもOK

いやいや、そんな効率よくできないよ!

 

学校によっては「他にもやることが多く、こんなに簡単に学級目標は決めれない!」ということもあるでしょう。

 

「学級目標はそもそも4月中に作り上げる必要はない」という意見もあるくらいですからね。

 

5月以降にしてもOKではありますが…

 

ただでさえ忙しいのに、そんな時間は確保できますか?

 

時間がないのはいつでも同じです。

 

一番ダメなのは後回しにした結果、ずるずると決まらずに日々が進んでしまうこと。

 

だった4月中に決めてしまったほうがいいのではないでしょうか。

 

「カタチだけ」の学級目標にしないためには

学級目標を決めたら、しっかり意識させることも忘れてはいけません。

 

「カタチ」だけの学級目標にしないために、次の3つを僕は必ずやっています。

 

  • 掲示物として作成する
  • 教師が話の中で触れる
  • 学級通信のタイトルにする

 

掲示物として作成する

せっかくつくった学級目標。

 

やはりみんなの目で見えるものとして残すのがいいですよね。

 

僕は掲示物として作成することは毎年かならずやっています。

 

手順は次の3つ。

 

  1. クラス全員からデザインを募集
  2. 作成メンバーで検討
  3. 実際に作成

 

もちろん、担任もいっしょに作ることを忘れずに!

 

教師が話の中で触れる

学校行事や授業など、ことあるごとに学級目標にふれた話をするようにしましょう。

 

最初に決めた学級目標にはヴィジョンがあるはず。

 

  • どんなクラスへと成長してほしいのか
  • 今のクラスは学級目標に似合うものか
  • 行事でどんなことを意識してほしいか

 

常にふれて話すことで、担任も学級目標を大事にしていると伝わります。

 

学級通信のタイトルにする

学級通信を発行している先生は、タイトルにするのもオススメ。

 

書くだけでも学級目標が目に触れるので、無意識に覚えられるものです。

 

学級が閉じたあとも学級通信を大事に保管してくれる子がいたりすることも。

 

「保管してます」って言われると嬉しかったりしますよ。

 

まとめ|学級目標は効率よく作り上げよう

改めて今回の記事をまとめます。

 

学級目標の作り方3ステップ
  1. 教師の思いを語る
  2. 事前にアンケートを取る
  3. 学級会で話し合う

 

「カタチ」だけの学級目標にしないために
  • 掲示物として作成する
  • 教師が話の中で触れる
  • 学級通信のタイトルにする

 

学級目標は学級における大事なコンパス。

 

テキトーに決めるのではなく、思いを込めてつくりたいもの。

 

今回の記事を参考にしてもらえれば、あなたはもう時間に追われる必要はありません。

 

効率よく、かつ子どもたちの意見も取り入れて作り上げることができます。

 

「時間がない!」と慌てる自分から成長できるはずです!

 

できたゆとりは、さらに子どもたちと関わる時間としていきましょう。

 

きっとよい学級経営ができますよ。

 

今回は以上です。

 

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