教員から転職したいけど、履歴書や職務経歴書ってどう書くの?正しい書き方やダメな書き方を知りたいな!
こんな悩みを解消します。
履歴書と職務経歴書は書き方が全く異なります。
なぜなら、履歴書は身分を証明するもの、職務経歴書は自分を宣伝するものだからです。
- 履歴書と職務経歴書の違いとは?
- 履歴書の正しい書き方・ダメな書き方
- 職務経歴書の正しい書き方・ダメな書き方
この記事を書いている僕は教員として働きながらも転職活動を経験。
未経験でWebコンサル会社に内定したことがあります。
僕も転職の際に何度も履歴書と職務経歴書を作成してきました。
その中で身につけた、正しい書き方をあなたに伝えます!
この書き方で内定をもらえたので、割と確実な内容です。
この記事では、履歴書と職務経歴書の違いと正しい書き方、教員がやってしまいがちなダメな書き方もまとめました。
この記事を読むことで、書類選考を通せる履歴書、職務経歴書の書き方を知ることができますよ。
履歴書と職務経歴書の違いは「目的」
「履歴書」と「職務経歴書」の一番の違いは「目的」です。
なぜかと言うと、履歴書はプロフィールを証明するための書類、職務経歴書は自己PRして採用されるための書類だからです。
- 履歴書ープロフィールを証明するための書類
- 職務経歴書ー自己PRして採用されるための書類
履歴書とは、あなたの身分証明書のようなものです。
教員であれば、どんな学校に勤務したのか、どんな教員免許を持っているかを記載する必要があります。
一方、職務経歴書とは自分をアピールする広告のようなものです。
特に今までの業務で出された成果や、自分が行ってきた工夫などを具体的に書きます。
履歴書と職務経歴書の違いについては別の記事でもまとめているので参考にしてください。
履歴書の正しい書き方
履歴書の正しい書き方は3つのポイントがあります。
- 事実を正しく書く
- 聞かれて答えられる内容を書く
- 見やすさを重視する
事実を正しく書くこと
当たり前のことですが、履歴書には正しい事実を書きましょう。
あなたが今まで、どんな職場で働いてきたのか、学校名や異動した年などを間違いなく書くことが大切です。
特に間違いやすいのは異動年月日などです。
よくチェックしておきましょう。
聞かれて答えられる内容を書く
書いた内容は聞かれる場合があります。
聞かれても答えられないようなことは書かない方がよいです。
先ほどと同じく、嘘を書けばマイナスの印象しか残りません。
嘘だけは絶対に書かないようにしましょう。
見やすさを重視する
履歴書は見やすさを重視しましょう。
見やすさを追求することで、相手意識があることが伝わります。
特に気をつけたいことは、堅苦しくなりすぎないこと。
誠実さを出そうとして、熟語を使いすぎないようにしましょう。
また、一文を長く書きすぎるのもNGです。
端的に、要点を絞って書くことを心がけてみましょう。
この辺りはブログの記事を書く注意点にも似ていますね!
履歴書のダメな書き方
履歴書のダメな書き方は次の2つです。
- 間違った経歴を書くこと
- 意味のない資格を記載すること
間違った経歴を書くこと
当然ですが、間違った経歴を書くことは絶対に避けましょう。
経歴詐称となり、内定が取り消されることになってしまいます。
異動した年月であっても、間違いにならないよう正確に記入するようにしましょう。
何度もチェックしましょう!
意味のない資格を記載すること
応募先で生かせそうにない資格、あるいは社会的にも信用度が低い資格は書かないようにしましょう。
教員であれば教員免許を書くのは当然でしょう。
しかし「漢検5級」だったり「英検3級」といったものは書かないほうがよいです。
TOEICであれば600点以上なければアピールできないとも言われています。
マイナス評価になるくらいであれば、書かないほうがよい資格もあることを覚えておきましょう。
意味がない資格は書かないようにしましょう
職務経歴書の正しい書き方
職務経歴書は履歴書と違い、決まったテンプレートがあるわけではありません。
一般的には
- 経歴要約・職務要約
- 職務経歴
- 生かせる経験・スキル
- 自己PR
この4つを順番に書く構成が多いです。
経歴要約・職務要約
経歴要約・職務要約は冒頭に書きます。
物語でいう掴みの部分になるので「お、なんかこの人良さそう」と思われる一工夫があると良いでしょう。
最初が大事ですよ!力を入れて書きましょう!
職務経歴
職務経歴は冒頭で書いた要約をさらに詳しく書く部分になります。
- どんな学校で勤めてきたのか
- どんな校務分掌、役割を任されてきたのか
- 仕事でどんな工夫をしたのか
この辺りを書きます。
工夫したことは文章でまとめて書きます。
あまり多く書きすぎず、一つの勤務校につき2~3個ほど工夫内容を書くことが一般的です。
読まれることを意識して書きましょう!
生かせる経験・スキル
応募した職場で生かせる、役立つ経験やスキルをまとめます。
特に強く見せたいものは最初に書いておくと目に止まりやすいので工夫しましょう。
僕の場合はWEB制作で使える言語を記載しました。
- HTML
- CSS
- jQuery
- Sass
- Bootstrap
学んだことのある内容、資格などを書くと良いでしょう。
自己PR
最後に自己PRを書きます。
教員としてよくある自己PRは次の項目です。
- コミュニケーション力
- 傾聴力
- 向学心(向上心)
- 統率力
- プレゼン能力
このあたりは教員な仕事内容と絡めてアピールしやすく、かつ多くの企業で通用しやすいのでオススメ。
あなたが経験した仕事での出来事と絡めて、具体的に書きましょう。
職務経歴書のダメな書き方
一方で職務経歴書にはダメな書き方もあります。
主観的なものを書いてしまう
教員が職務経歴書を書くときにやりがちなミスは主観的な記述をしてしまうこと。
教育現場では客観的に評価されることが少ないため、このミスが多いです。
この例文では「教員として工夫した」という行動から「生徒が主体的になった」という変化をアピールしたい意図があります。
しかし、この書き方ではあくまであなたから見えてそう思えただけにとどまってしまいます。
客観性に欠けるため、信頼性に欠けてしまう点がマイナスです。
「保護者」から評価された事実を付け加えることで、客観性を増やしました。
先ほどの例文より信頼性が生まれます。
一つの文章をこの順番に書くようにすると、説得力があり読みやすい自己PRになりやすいので覚えたおきましょう。
書き方がわからない人は添削してもらおう
履歴書・職務経歴書の書き方は分かったけど、実際書けるかな…
書き方がわかっていても、ちゃんと書けるか不安な人もいますよね。
僕も過去の転職活動では何度も落とされました。
そんな辛い思いをしないためにも、履歴書・職務経歴書は自分だけではなく、他の人に添削してもらうことが大切です。
一番のおすすめは「転職エージェントに登録する」こと。
多くの転職エージェントでは、履歴書・職務経歴書のテンプレート、書き方をレクチャーしてくれます。
僕も実際、複数の転職エージェントに登録したことで履歴書・職務経歴書を完成させました。
転職を成功させたい教員におすすめの転職エージェントはこちら。
この3つについては別記事でも解説しているので参考にしてください。
>>教員に強い転職エージェント3選!登録するならコレだけでOKです【最新版】
まとめ:正しい書き方で成功をつかみとれ!
今回の記事のまとめです。
- 履歴書とは、あなたの身分証明書のようなもの
- 職務経歴書とは自分をアピールする広告のようなもの
- 事実のみを書く
- 勤務校や異動年月日を間違えないように
- 間違った経歴を書く
- 意味のない資格を書く
- 経歴要約・職務要約
- 職務経歴
- 生かせる経験・スキル
- 自己PR
- 主観的なものを書いてしまう
- 客観的に評価された内容を書くようにしよう
書類選考で落とされるのは本当に辛いです。
しかし、落とされるのは自分に原因があります。
落とされないためにも、まずは最高の履歴書・職務経歴書を作成することを目指しましょう。
教員のあなたが、転職を成功できるよう応援していますよ!
今回は以上です。
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