小・中学校で教員をしてきたぴいすです。未経験でWEBコンサル会社から内定ゲット。副業ブログは7ヶ月で月10,000円ほど稼げるようになりました!Twitterアカウント:フォロワー4,000人超
教員から転職したいけど給与とか年収ってやっぱり下がるの?
実際に下がった例や対策が知りたい!
こんな悩みを解消します。
- 教員から転職した場合の給与の変化
- 民間企業との年収比較
- 下がらないための対策
この記事を書いている僕は中学校教員として30代で転職活動をスタート。
30社以上受け、ブログ運営とTwitter運営の実績から未経験でWebコンサル会社から内定をもらうことができました!
内定先から提示された実際の給与額を公開する記事が他になかったので書きました。
結論から言うと、たしかに給与は下がります。
しかし、そのための対策もあります。
この記事では実際にどれくらい下がったのか、僕自身の体験から1つの例を提示します。
後半では給与を維持する対策を解説。
この記事を読み終えれば、教員からの転職で起こる給与の変化や、その対策を知ることができますよ。
転職する前に知っておくべき情報ですね!
教員から転職すると給与が下がることは多い
繰り返しになりますが教員から転職する場合、給与が下がるケースは非常に多いです。
どうしてかと言うと、教員の平均年収は一般企業に比べても割と高い水準だから。
公立小学校の教員の平均年収は約640万円とされています。
教員からよくある転職先の年収を比べてみましょう。
営業職の年収は約520万円。
事務職の平均年収は329万円。
教員からよくある転職先である塾講師の平均年収は425〜450万円。
家庭教師の平均年収は約366万円。
私立保育園で働く保育士の平均年収は296万円。
職業 | 平均年収 | 差額 |
---|---|---|
小学校教員 | 約640万円 | |
営業職 | 約520万円 | ー120万円 |
事務職 | 約329万円 | ー311万円 |
塾講師 | 約450万円 | ー190万円 |
家庭教師 | 約366万円 | ー274万円 |
保育士(私立) | 約296万円 | ー344万円 |
こうしてみると、教員の平均年収の高さが分かりますね。
教員の年収は高いけれど、仕事量は多いだろ!
時給に換算すると見合わない!
こんな意見もあることでしょう。
確かに、教員の仕事量はかなり多いです。
しかし、教員には
- 地域手当
- 通勤手当
- 教員調整額
など、様々な手当がつきます。
仕事量、ストレスの多さなどはもちろんありますが、もらえる給与額だけ見ればやはり民間企業より安定していることは事実です。
Twitterでもこんな声があります。
教員の平均年収は約650万、全産業平均は約450万。
教員の方が転職活動をする際に驚くのは、教員の年収がいかに高かったかという点。
20代30代前半で転職して働き方を変えたいなら年収ダウンは覚悟の上で活動することをお伝えしてます。ただ、残業無、年間休日125日の日々を獲得できます。
— 藤井 岳@教師のための転職相談 (@kyointensyoku) May 21, 2020
教員なるの辞めろとか言う論理見るし、生徒にも現実を見た上で目指せとは言っている。
しかし、年収は意外に良いよ…
年収低いっていっている人は、余程凄い大学の方なんだと思う。
サイトなどで転職した際の給料みると、遥かに下回っていることが多い。— しゅんたろ(高校教員) (@synsyn56) December 8, 2019
転職の相談に行ってみたら、平均年齢で言うと年収下がる見込み、退職金もないところが殆どですって言われて
覚悟してたもののやはり教員ってそういう面では待遇よかったんだな〜って実感した
— 李 (@riiiiizooooo) December 1, 2019
実際、僕もWebコンサルティング会社から内定をもらった際に給与額を提示してもらいましたが、その額はなんと20万円。
当時の僕は30代の教員として手取りで32万円もらっていましたので、その差は12万円・・・
かなり手痛いダウンですよね。
このように、転職することで多くの人は年収が下がってしまうことが「教員から民間企業へ転職する難しさ」とも言えるでしょう。
>>教員の転職は難しい?転職で未経験の会社に内定できた中学教師が解説【対策あり】
では、給与が下がることへの対策はなにがあるのでしょうか。
教員からの転職による給与ダウンへの対策
給与が下がることへの対策は以下の2つが挙げられます。
- 給与が高い職業へ転職する
- 副業可能な職業へ転職する
順に解説します。
年収が高い職業へ転職する
1つ目の解決策はシンプルに、給与が高い職業へ転職することです。
教員はどんな仕事に転職しても、給与は下がってしまうと思っていませんか?
実は難易度は高いものの、一部の教員は給与が高い仕事に転職することに成功しています。
例えば「M&A」を取り扱う会社は平均年収1800万円と言われています。
会社1つを動かすような仕事ですから、そりゃ年収も高くなりますよね。
このような企業や外資系のコンサルタントはかなり高い平均年収を維持しています。
例えば英語の教師として免許を持っていることで、外資系企業のコンサルタントになった人もおり、年収を上げることに成功しています。
また、転職先は民間だけに限りません。
あなたが特化して優れた実践研究などを推し進めていけば、大学からスカウトが来ることがあることも。
可能性としてはかなり低いかもですが・・・
これ以外にも、年収が高い仕事は数多くあります。
しっかりと下調べして、年収が高い仕事へ転職することで対策をすることができますね。
このような年収が高い仕事先を選ぶためには、転職エージェントに相談することがおすすめ。
1人では集められる情報量に限りがありますので。
特に教員におすすめの転職エージェントはこちら。
- リクルートエージェント|転職業界No.1の実績・・・最大手の転職エージェント。ともかく案件数が豊富なので登録して間違いなし。
- マイナビエージェント|20代の転職に強み・・・20代の転職に圧倒的な強み。案件も多いので早めの転職を考えるなら登録必須。
- Education Career|教育業界に特化・・・教員の実情をよく知っており安心感ならNo.1。
各転職エージェントのメリット、デメリットについてもこちらの記事でまとめています。
>>教員に強い転職エージェント3選!登録するならコレだけでOKです【最新版】
副業可能な職業へ転職する
もう1つの対策として、副業が可能な企業へ転職することが挙げられます。
副業で稼げるようにしておけば、仕事とダブルで収入を得られるので安心できます。
ここで選んでおくべき副業は、勝手に収入が入る仕組み化ができるもの。
例えば「ブログ」や「YouTube」などです。
これらのネットで稼ぐ副業は最初こそ大変ですが、一度収入が得られるようになればあなたが働いている間でもお金を集めてくれるようになります。
なんとか少しずつ稼げるようになり、今では月5,000円程度は収入を得られるようになってきました。
稼げるようになるには最低でも半年から1年はかかりますので、転職する前から始めておいて育てておくのがよいかもです。
ちなみにブログの開設は10分あれば可能ですので、手軽でおすすめです。
こちらの記事でまとめていますので参考にどうぞ。
>>教員でも簡単!10分で完成!WordPressブログの始め方完全解説【クイックスタート】
まとめ|教員からの転職は「給与が下がる」前提で考えよう
改めて今回の記事のまとめです。
- 教員から転職すると給与が下がることは多い
- 給与が高い職業を選んで転職する
- または副業可能な仕事を選ぶ
教員からの転職で給与は下がるかもしれません。
しかし、あなたが重要にしたいのは「給与」ですか。
それとも「仕事の辛さ」「ストレス」「人間関係の悩み」ですか。
仕事が辛くて辞めたいのであれば、給与が下がったとしても転職を考えるべきでしょう。
教員から他業種へ転職しようとする際に、やたらと目先の年収にこだわって結局は転職しないという人もいる。
未経験だから年収がダウンするのが多いのは当たり前で、そこからの年収の伸び幅はあるのか?とか、その先を見据えた場合、キャリアを積んでいけそうなのかを考えた方がよさそう。— Mukai (@h61564510) February 18, 2020
しかし本音を言えば、給与はそのままで仕事を転職したいものですよね。
仕事は辛いけど、給与は下げたくない・・・
であればやはり、大事なのは転職先の情報を集めることです。
転職に成功した9割の人が転職エージェントに登録しています。
もう一度、教員におすすめの転職エージェントを紹介しておきます。
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- マイナビエージェント|20代の転職に強み・・・20代の転職に圧倒的な強み。案件も多いので早めの転職を考えるなら登録必須。
- Education Career|教育業界に特化・・・教員の実情をよく知っており安心感ならNo.1。
まずは相談だけでもOK。
転職エージェントはちょっと・・・という人は僕も相談に乗ります。
>>【完全無料】教員限定の転職アドバイスサービスのお知らせ【特典あり】
転職先を正しく選んで、給与が下がることを防ぎましょう。
今回は以上です。
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