面接で聞かれる「志望動機」って何?
転職で失敗しないために、作り方や回答例を知りたい!
こんな悩みを解消します。
「志望動機」の正しい知識を理解しておかなければ、教員は転職を成功することはできません。
なぜなら、教員は企業への面接を経験したことがないからです。
教員採用試験と同じような答え方では間違いなく失敗しますよ!
- 志望動機とは?
- 面接で志望動機を聞かれる2つの理由
- 面接官に刺さる志望動機の作り方
- 志望動機の伝え方で気をつけるポイント
- 転職したい教員向けの志望動機回答例
この記事を書いている僕は下記の経験があります。
いくつかの企業で面接を受けた経験から、不安な人に答えられる記事を目指してまとめました。
一応、転職したい教員向けに書いていますが「初めて転職する人」にも分かるように解説します!
この記事を読んで準備すれば、面接の「志望動機」で困ることはなくなりますよ!
志望動機とは?
志望動機ってなに?
志望動機とは「会社を選んだ理由」のことです!
数ある企業の中で、選んだ理由を伝えます。
特に教員は未経験の会社に挑戦することがほとんど。
志望動機が中途半端なままで伝えることになれば、内定をもらうことはできません。
きちんと組み立てて伝えることが必要です。
「志望動機」は職務経歴書にも書くことが一般的。
職務経歴書の書き方は別の記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
別記事:転職する教員の履歴書・職務経歴書の書き方を30社受けた教員が解説【ダメな書き方もある】
面接で志望動機を聞かれる2つの理由
どうして面接で志望動機を聞かれるの?
志望動機を聞かれる理由はズバリ2つあります!
面接で志望動機を聞かれる理由は大きく2つ。
- 熱意をもって働いてくれるか
- 会社でも活躍してくれそうか
熱意をもって働いてくれるか
志望動機を聞かれる理由の1つ目は「熱意をもって働いてくれるか」です。
どうしてかと言うと、会社からすればやる気がある人を採用したいからです。
選んだ明確な理由があるか聞くことで、あなたのやる気がわかります。
理由がテキトーになってしまえば
この人はどこでもいいんだな・・・
と思われて一発アウト。
せっかくなら会社で熱意をもって働いてくれる人を採用したいものですからね・・・
やる気が見られていると思って話しましょう!
会社でも活躍してくれそうか
志望動機を聞かれる理由の2つ目は「会社でも活躍してくれそうか」です。
なぜなら、書類選考だけでは判断できないから。
面接の志望動機を聞くことで、
- 性格
- 人柄
- 雰囲気
上記のことがわかります。
採用担当者としても、せっかくなら社風に合った人を採用したいもの。
会社で活躍してくれる人を志望動機を聞くことで判断するのです。
- 熱意をもって働いてくれるか
- 会社でも活躍してくれそうか
面接官に刺さる志望動機の作り方
面接官に良い印象に思われる志望動機ってどうやって作ればいいの?
「自分がどんな状態になりたいか」「会社にどのように貢献するのか」を中心に考えればOKです!
面接官に刺さる志望動機の作り方を解説しますね。
中心にすべきことは2つ。
- 自分がどんな状態になりたいか
- 会社にどのように貢献するのか
自分がどんな状態になりたいか
まずは自分がどんな状態になりたいかを語れるようにしましょう。
例えば次の通り。
- キャリアアップを目指して自分の価値を高めたい
- スキルを身に着けてその道のプロを目指したい
- 仕事を通じて多くの人から信頼される存在になりたい
「自分の軸」を中心に話すことが大事です。
「ちょっと抽象的かな?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。
あまりに具体的すぎると「丸暗記じゃないか?」と思われますからね。
採用担当者さんにも「将来の姿」を想像してもらえるように話していくことが重要です。
自分がどんな状態になりたいかをしっかり言語化できるようにしましょう。
会社にどのように貢献するのか
次に会社でどのように貢献するのかを語れるようにしましょう。
理由でも話しましたが、面接では会社で活躍してくれそうな人を知るために志望動機を聞かれます。
自分のスキルや経験が会社で発揮されることを伝えていきましょう。
でも教員からの転職だと未経験の業界ばかりだから伝えにくいんじゃない?
と思う人もいるでしょうが、大丈夫です。
そもそも未経験でも挑戦する、という時点でかなり熱意があることを伝えられます。
むしろ武器にしてアピールすることできます。
この部分に関しては例文でも後ほど解説しますね!
また、教員としての経験も一般化させることでアプールできる「強み」になります。
- コミュニケーション能力
- プレゼン能力
- 傾聴力
- 向学心
- ストレス耐性
上記の通り。
僕も未経験のWebコンサル会社に内定できたのは「5つの強み」を上手にからめながら話せたことも大きいです。
自分が会社で貢献できることをしっかりアピールしましょう。
教員がアピールできる強みに関しては下記の別記事でまとめていますので参考にしてください。
別記事:「教員が転職でアピールできる「5つの強み」とは?」
- 自分がどんな状態になりたいか
- 会社にどのように貢献するのか
志望動機の伝え方で気をつけるポイント
志望動機の作り方はわかったぞ!さっそく本番で話すぞ!
ちょっとまって!話すときに気をつけるべきポイントもありますよ。
志望動機を作ったら、次は実際に話すときに気をつけることを知っておきましょう。
気をつけるべきポイントは次の3つ。
- 結論から話す
- 3分以内で話す
- 丸暗記せずに話す
結論から話す
まずは結論から話すようにしましょう。
結論から話すことで、より相手の印象に残るからです。
理想の形は下記の通り。
- 結論
- 理由・具体例
- 結論
「双括型」は中学校の国語で学んでいますが覚えていますか?
「双括型」のメリットは理由が長くなっても結論を再確認できるところ。
相手の印象に残りやすくなるのでとても効果的な話し方です。
伝えるときは結論から話して「双括型」を意識してみましょう。
3分以内で話す
志望動機は3分以内で話すようにしましょう。
なぜなら、長く話すだけでは「まとまりがない」と思われてしまうからです。
面接では他の内容も聞かれます。
- 転職理由
- 志望動機
- 仕事内容
- 逆質問
教員の世界でも話が長いだけの人はいますよね?
先生、話し長すぎ・・・
結局、何が言いたいの・・・?
良い印象を持たれよう!と必死になるほど、話が長くなるのは逆効果です。
文字に起こして、目安を計測してみましょう。
丸暗記せずに話す
志望動機は丸暗記することはおすすめしません。
- 感情がこもらない
- 忘れるとあせる
- 早口になる
上記のようなデメリットがあるからです。
結局は論理的な話だけでなく「どこまで思いを伝えられるか」にもかかってきます。
キーワードだけ覚えておき、あくまで自然体で話せるようにしておきましょう!
教員向け志望動機の例文
作り方とか話すときのポイントはわかったけど、例文が知りたい!
特別に僕の例文を紹介しましょう!
(なんでガッツポーズしてるんだこの人・・・)
僕が実際に答えた回答例がこちら。
御社を志望したのは伸びていくであろうWeb業界でチャレンジしたいと考えたからです。
私はこれまで、教員として働いてきました。小学生から保護者まで、幅広い年代と関わるなかで相手のニーズを感じ取る「コミュニケーション能力」を鍛えるように心がけてきました。
Webコンサルタントは顧客が求めているものを見極める仕事だと考えています。
多くの企業様と親密な関係性をもつ御社こそ、相手の立場になって考える傾聴力を活かしていけると考えています。
未経験ではあるため不安に感じられる点もあるかもしれません。
しかし、だからこそ新しいこと挑戦する向学心も持ち合わせています。
持ち前の傾聴力と向学心を活かして、Webコンサルタントという新しい環境で自分の力を伸ばすために志望しました。
例文のポイントは以下の通り。
- 「結論→理由・具体例→結論」で構成
- 「理由・具体例」をさらに二部構成
- 「未経験」という不安を先回りして回答
- 会社の業務内容をさりげなく触れる
実際にはもう少しストーリーなどを語るので長めに話しましたが、枠組みはこんな感じかと。
志望動機を考える上で参考にしてみてください!
まとめ|志望動機で内定をもらおう!
改めてこの記事のまとめです。
- 熱意をもって働いてくれるか
- 会社でも活躍してくれそうか
- 自分がどんな状態になりたいか
- 会社にどのように貢献するのか
- 結論から話す
- 3分以内で話す
- 丸暗記せずに話す
志望動機は重要です。
この記事を参考に自分がなぜ企業を選んだのかを言語化できるようにしておきましょう。
もし、1人で考えてもそれが正しいかどうか不安な人は転職エージェントに相談もおすすめ。
教員に強い転職エージェントについては次の通り。
別の記事で詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてください。
みなさんの転職がうまくいくことを心から願っていますよ!
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