ロイロノートのシンキングツールってどんな機能?
効果的な活用方法や実践例を知りたい!
こんな悩みを解消します。
シンキングツールは「自分の考え」をかんたんに表現することができるツールです。
- ロイロノート・スクールの基本的な説明
- シンキングツールとは何か
- シンキングツールの種類
- シンキングツールを使った活用例
記事を書いている僕は現職の中学校教員。
- およそ半年間でプログラミング独学
- 3ヶ月の転職活動で未経験のWEBコンサルタント会社から内定
- 「教員の働き方コンサルタント」として情報発信中
おかげさまでブログは15万PVを突破。
Twitterでは6,000人のフォロワーさんとつながることができました!
僕の自治体では1月からロイロノート・スクールを導入。
もともと定時退勤を目指していましたが、ロイロノートによってさらに仕事が効率化されるようにも!
仕事の時短にも活用しています!
導入されている自治体はもちろん、今後使う予定の学校にもぜひ役立ててもらえると嬉しいです!
ロイロノートとは?
「ロイロノート・スクール」とは授業支援クラウドシステムです。
簡単に説明すると「オンラインで授業のやりとりができる」というもの。
- 教員は自分のアカウントで「教科」を指定してログイン
- 子どもは自分のタブレットから同じようにログイン
- ブラウザ上で「カード」を作成する
- 「提出」や「表示」をすることで双方向でやりとりできる
今まで授業で使っていた「プリント」はデータとして配布することができます。
「カメラ」機能を使えば、印刷したプリントやノートも写真に撮ってデータとしてやりとりもできます。
提出されたデータは一覧として表示できるため、意見の共有・比較も簡単。
さらにデータの保存は無期限なのでいつでも見ることができます。
今まで授業でやっていたことが、オンラインでできるんです!
うまく活用すれば、子どもたちの学びを深めるだけでなく教員側の時短にもつながるツールです。
ロイロノート・スクールの他の機能についても詳しく知りたいという人はこちらの記事で基本機能を解説していますので、よければ参考にしてくださいね。
シンキングツールとは「考えをつくる」機能
シンキングツールはどんな機能なの?
一言で表すと「考えをつくる」機能ですね
ロイロノートのシンキングツールは「自分の考えをつくり出す」ことを助ける機能。
「比べる」「分ける」など、授業で考える場面で効果的に活用できます。
わざわざ「表」として作図することなく、ロイロノート上で「考え」を可視化できるのはとても便利です。
シンキングツールの種類
具体的にはどんなものがあるの?
ロイロノートで用意されているシンキングツールは以下の通りです。
種類がたくさんありすぎて、どれを使えばいいかわからない!!
という人もいるかもしれませんが、深く考えなくても大丈夫!
- 比べる活動:ベン図、Yチャート
- 話の流れ整理:プロット図
「使わないと!」という感覚よりも「使ったら考えが深まるかな」くらいの気軽な気持ちで、まずは使ってみてはどうでしょうか。
気負いすぎないでOKです!
シンキングツールの活用例
どうやって使えばいいのか、もう少し詳しく知りたいなあ
小・中学校と勤務経験がある僕が、教科を問わず学校で使える場面を想定して活用例を解説します。
今回は次の3つの活動にスポットを当ててみました!
- 比べる
- 多面的に見る
- 具体化する
比べる
もっとも簡単な方法は考えを「比べる」活動です。
シンキングツールの「ベン図」はシンプルだけど、考えを比べるのに適していると言えます。
- 比べる対象を設定する
- 左、右にそれぞれ当てはまることを書き出す
- 中心には両方に当てはまる内容を書き出す
これだけで2つの事柄を簡単に比べることが可能に。
教科を問わず、考えをまとめたいときに便利ですね!
多面的に見る
1つの事柄に対してたくさんの意見を出す場合にもシンキングツールは有効です。
意見をたくさん出すときには「ウェビング」がとても便利ではないでしょうか。
- 中心に考えたいテーマを設定
- たくさん連想する
- 連想したものをテキスト機能で書き出す
たったこれだけでまるでマインドマップのように考えを出すことができます!
より多くの情報や意見を出したいときに効果的ですよ!
具体化する
自分の考えを「具体化する」ときにもシンキングツールは便利。
「ピラミッドチャート」は簡単に「具体化」できるツールの1つです。
- 上から「主張(考え)」「理由」「根拠」と設定
- 児童・生徒はそれぞれの段を埋める
- ピラミッドチャートを用いて自分の考えを話す
主張で自分の「主張」を表現。
「理由」の段ではそう考えた理由を書きます。
「根拠」では教科書の本文、データや事実などを書くことで、より説得力が増すことでしょう。
この構造はさまざまな教科で使えます。
- 国語:物語における主題を考えるとき
- 社会:テーマに対して考えるとき
- 道徳:人物の心情を考えるとき
具体化はピラミッドチャート以外でもできます。
まずはいろんな活用をしてみましょう!
まとめ
改めて今回の記事をまとめます。
- 比べる
- 多面的に見る
- 具体化する
もうあなたは「表」や「図」をわざわざ授業に合わせてつくる必要はありません。
シンキングツール1つで、子どもたちの学びを深められます。
「考えが広がった」という感想をもらえると嬉しいものですよ!
うまく使いこなして、効率化を目指しましょう。
今回は以上です。
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