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学習指導案が書けない原因は?解決策と早く完成させる書き方【未完成OK】

教材研究

指導案がなかなか書けない・・・

書き方が間違っているのかな?

どうやったら時間をかけずに書けるのか知りたい!

 

こんな悩みを解消します。

 

教員として避けては通れないのが「学習指導案」の作成。

 

教育実習や研究授業、研修などいろんな場所で指導案を書きますよね。

 

とはいえ日々の仕事が忙しい中、指導案を書く時間が確保できていない先生もいるのではないでしょうか。

 

そんな時間がない先生向けに、指導案を短い時間で書ききる方法をまとめてみました!

 

本記事の内容

 

  • 指導案が書けない先生の3つの特徴
  • 指導案を作成する順番
  • 指導案作成で大事なこと
  • 指導案を無料で見られるWebサイト

 

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は11年間、教員として働いてきました。

 

小学校、中学校と経験があるので、どちらの職種にも当てはまる内容でまとめたつもりです。

 

また「教育実習で指導案を書くことになる」学生にとっても役立つ内容かなと思います。

 

この記事を読んで、短い時間で良い指導案を書く方法を知りましょう!

 

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指導案が書けない先生の3つの原因

指導案が書けない先生の原因は3つあります。

  • テンプレートを使わない
  • 全て自力で考える
  • 指導案を「上から」書く

 

テンプレートを使わない

テンプレートを使わない

テンプレートを使わない先生は指導案が書けません。

 

なぜかと言うと、手探りで作ることになるから。

 

指導案には各学校で決まった「型」があります。

 

  1. 単元
  2. 指導の目標
  3. 本時の展開
  4. 板書計画

 

多くの指導案に入る項目は上記の通り。

 

あとは各自治体や勤務校によって少し違ったりします。

 

「型」を1から自分で作成するのには時間がかかります。

 

まずはこのテンプレートを使うところから始めましょう。

 

全て自力で考える

自力で全部考えない

指導案の内容を全て自力で考えようとする先生は指導案を書くことが遅くなります。

 

先輩教員から教わったり、ネットで調べることは「悪」ではありません。

 

個人的には、指導案を書くことに時間をかけすぎて疲れてしまい、子どもたちの前で笑顔を失くすことのほうが教員として失格だと考えています。

 

特に教育実習生や初任者は、多くの指導案に目を通すほうが勉強になります。

 

僕も最初の研究授業では、その単元の指導案を調べまくって書いた経験があります。

 

まずはどんな指導案があるのか、調べてみてマネをしましょう。

 

無料で学習指導案が見られるWebサイトは後ほど紹介します!

指導案を「上から」書く

上から書く

指導案をいざ書こうとしたとき、「上から」順番に書こうとする先生もよくありません。

 

「上から」書くことで「教材観」や「児童(生徒)観」などで必ず時間をかけてしまうからです。

 

指導案で検討すべきは授業内容、発問です。

 

「本時の展開」が考えてあれば、「教材観」も「児童(生徒)観」も自然と書けるようになります。

 

書けないな、と思ったところは思い切って飛ばして、書けるところからどんどん作成していきましょう。

学習指導案は「本時の展開」を最初に書くべき

学習指導案は「本時の展開」を最初に書くべき

「書けるところから書くべき」と話しましたが、僕個人としては「本時の展開」を最初に作成していくべきだと考えています。

 

なぜなら、子どもたちに学ばせたい最大のポイントがそこに表れるからです。

 

特に主発問や取り組ませたい課題を最初に決めれば、あとは前後のつながりを考えるだけ。

 

中には「導入」を必死になって考える先生もいますが・・・

 

そういう人は本質を見失ってる気がしますね。

 

中心さえ決まれば、「導入」や「まとめ」をどうつなげるべきなのか自然と考えられるはずです。

指導案は「未完成」でOK

未完成でOK

指導案を書いていると「まだ未完成な気がする・・・」と思ってなかなか人に見せられない先生もいるのではないでしょうか。

 

指導案は「未完成」で大丈夫です。

 

なぜかと言うと、授業を行うことで初めて指導案は完成するものだから。

 

ぶっちゃけると、指導案に100点なんてないんですよね。

 

実際の授業は「子ども」を前にして行われるのですから、子どもたちの反応をプラスしてやっと完成するもの。

 

よくある失敗として完璧な指導案を目指しすぎて、提出期限を守れない人がいたりします。

 

先生、指導案まだ?

 

今がんばって書いてます・・・

 

こんな会話が職員室で聞かれることありますよね。

 

教員として、というか人として期限を守れないのはNGです。

 

とはいえ本当にスカスカな指導案も提出しては話にならないので、目安としては80点くらいがよいかと。

 

改善の余地があっても期限を守って提出すべきことを優先しましょう。

指導案を無料で見られるサイト紹介

 

指導案が無料で見られるサイトとかないのかな?

 

おすすめを3つ紹介します!

 

僕がおすすめする指導案が無料で見られるサイトを3つほど紹介します。

 

EDUPEDIA

EDUPEDIA

「頑張る先生を応援したい」がコンセプトの「EDUPEDIA」です。

 

ここでは全国から多くの教員によって、レベルの高い教育実践や学習指導案が掲載されています。

 

利用はもちろん無料。

 

「キーワード」も豊富でとても見やすい点が特徴でもあります。

フォレスタネット

フォレスタネット

授業準備のための情報サイト「フォレスタネット

 

こちらも完全無料で様々な指導案を見ることができます。

 

僕も登録をしており、いくつかの実践を投稿したことがあります!

 

 

 

見るためには無料会員登録が必要なので「EDUPEDIA」よりはちょっと手間なのが難点。

TOSS LAND

TOSSLAND

「明日の授業を5分で準備」がモットーの「TOSS LAND

 

もともとは教育者である向山洋一先生が提唱した「教育技術法則化」を基にした実践があつまるサイトです。

 

 

 

TOSSの特徴は発問の数が多い実践が豊富なこと。

 

主発問で困ったときにはこのサイトを眺めると見つかるかもです。

 

まとめ|あっという間に指導案を書けるようになろう!

改めて本記事のまとめです。

 

指導案を書けない先生の3つの原因

 

  • テンプレートを使わない
  • 全て自力で考える
  • 指導案は「上から」書く

指導案を早く完成させる書き方

 

  • 指導案は「本時の展開」から作成する!
  • 指導案は「未完成」でもOK!80点を目指そう!

指導案は何度も書くことで慣れてきます。

 

なので経験年数が長い人ほど指導案を書く効率が早いのは当然。

 

それだけ自分の中にある「引き出し」も多いはずですからね

 

逆を言えば、あなたが5年も10年も教員をやっていて指導案作成に時間をかけすぎるのは、ちょっと・・・

 

仕事の効率を見直す必要があるかもです。

 

指導案は大切です。

 

ですが最も大切なことは「子供の姿」を想像することです。

 

どう成長させたいのか。より具体的に書けるようになりましょう!

 

今回は以上です。

 

YouTubeもはじめました!

 

https://www.youtube.com/channel/UCHSqb6tCgrGSDIAP65PYlZw

 

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