転職を考えているけれど、「履歴書」と「職務経歴書」の違いってなに??書き方や簡単に作成する方法を知りたい・・・!
こんな悩みを解消します。
履歴書と職務経歴書には様々な違いがありますが、一番の違いは「目的」です。
履歴書はプロフィールを証明するための書類、職務経歴書は自己PRして採用されるための書類だからです。
- 履歴書と職務経歴書の違い
- 履歴書、職務経歴書に書かれる項目や書き方
- どちらの書類が重要なのか
- 履歴書・職務経歴書を簡単に作成する方法
この記事を書いている僕は中学校教員として30代から転職活動を開始。
プログラミングの独学、ブログ運用を経て、未経験でWebコンサルタント会社から内定をもらった経験があります!
実際に転職活動をする際、履歴書や職務経歴書を作成した経験談からまとめました。
教員として転職を考えたとき、僕も最初は「履歴書」と「職務経歴書」について調べたので、転職初心者向けにわかりやすく解説したつもりです。
この記事を読めば、「履歴書」と「職務経歴書」の違いを知ることができ、さらに作成上の注意点が分かりますよ!
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履歴書と職務経歴書|最大の違いは「目的」
繰り返しになりますが、履歴書と職務経歴書の一番の違いは「目的」です。
履歴書は本人のプロフィールを確認する書類として使われます。
身分証明としての意味があるので生年月日、学歴、職歴などを正しく書かなければいけません。
カタチも決まっています。
一方、職務経歴書はこれまでの業務経験や活かせるスキルなどをアピールする書類です。
転職活動において自己PRするための材料となるため、いかに採用してもらえるかを考えた書類作成が大切です。
職務経歴書はカタチが決まっていないので、ある程度自由に書くことができます。
- 履歴書はプロフィールとして使われる書類
- 職務経歴書は自己PRとして使われる書類
履歴書と職務経歴書|書くべき項目の違いは?
それでは、それぞれの書類には具体的にどのような項目が書かれるのでしょうか。
履歴書に書かれる項目
履歴書の基本的な項目は以下の通り。
- 名前・生年月日・現住所・連絡先
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機・趣味特技など
- 通勤時間・扶養家族数・配偶者など
- 本人希望記入欄
これに追加して「志望理由」「自己PR」を書く範囲もありますが、上記の項目を埋めているのでほとんど書くことはできません。
項目が決まってるから、割と書きやすいですよ!
職務経歴書に書かれる項目
職務経歴書の基本的な項目は以下の通り。
- 職務要約
- 職務経歴
- 活かせる経験・知識・能力
- 自己PR
- 志望動機
上のような順番で書くことが多いです。
いかに自分の強みをアピールして書類で選考してもらうかが大事なので、転職したい企業に採用されるような書き方をすることが大事です。
創意工夫は必要です!
履歴書と職務経歴書|書き方の違いは?
では、さらに履歴書と職務経歴書の書き方に違いはあるのでしょうか?
履歴書の書き方
履歴書の書き方としては、手書きでもPCによる作成でもOKなことが挙げられます。
先ほど書いたように、履歴書はあくまで「本人の身分証明」です。
「誤字・脱字がないか」「経歴に偽りがないか」などが重要なため、書き方にはこだわりません。
しかし、文字を間違えた場合については、正しく訂正する必要があります。
訂正がちゃんとできていないと「この人はビジネスマナーがない」と思われてしまうので要注意です。
履歴書のひな形は文具店、書店、100円ショップやコンビニなどでも販売されています。
JIS規格でB4サイズ1枚(B52枚)が基本的な場合が多いです。
職務経歴書の書き方
職務経歴書の書き方としては、基本的にPCで作成するのが一般的です。
これは企業とのやりとりではPDF化した職務経歴書をメールで送るケースがあるから。
枚数はA4サイズ2枚で収めるのが基本です。
職務経歴書は1枚だとあなたの自己PRが十分に伝わりません。
一方、3枚だと多すぎて読まれない可能性があります。
ビジネスマナーとしても「2枚で収める」ことが一般化されていますので、守ったほうがいいでしょう。
- 履歴書は手書きでもPCでもOKだが間違えないように注意!
- 職務経歴書はPCで作成、A4サイズ2枚で収めよう!
履歴書か職務経歴書、どちらが重要なのか?
履歴書と職務経歴書の違いはわかってきたけど、転職活動ではどちらが大事なの?
履歴書と職務経歴書では、目的が違うことは最初に話しました。
どちらも大事ではありますが、僕個人の経験としては「職務経歴書」に力を入れたほうがいいと考えます。
履歴書はカタチが決まっているので「誤字・脱字」や「経歴の整合性」をしっかりチェックすればOKです。
また、一度作成してしまえば多くの企業で使い回すことが可能です。
一方、職務経歴書はカタチが決まっていません。
自分で自由に書けるからこそ、自分の強みをしっかりとアピールできる書類を作成する必要があります。
教員は自分を「過小評価」する傾向があるため、話を「盛る」ことがとても苦手です。
自己PRがしっかりできないと、書類選考で落とされてしまいますからね・・・
応募する企業の業種が違えば、その都度作り直す必要があります。
以上のことから、教員は転職活動で職務経歴書に力を入れたほうが良いと言えます。
詳しい書き方は「転職する教員の履歴書・職務経歴書の書き方を30社受けた教員が解説【ダメな書き方もある】」でも解説しています。参考にどうぞ。
履歴書と職務経歴書を簡単に書くためには?
できるなら履歴書や職務経歴書を簡単に書きたい・・・!
日々の仕事が忙しい教員だからこそ、できれば履歴書や職務経歴書を作成する時間は効率よく、簡単に作成したいですよね。
実は、無料で履歴書や職務経歴書が作成できるWebサービスがあることを知っていますか?
今、無料登録するだけで、Web上で転職に必要な書類を作れる転職サイトや転職エージェントが増えています。
もちろん、作成したデータはWordやExcelとしてダウンロードすることも可能。
自分のPCに保存しておけば、いつでも印刷することができるようになります。
Webで作成するサービスを提供してくれる主なサイトは以下の通り。
僕もリクルートエージェントに登録してWebで作成しました!
転職エージェントに登録することで、キャリアアドバイザーからアドバイスを受けることもできるようになります。
僕はアドバイスを受けて何度も書き直したことで、書類選考で合格できる職務経歴書を作成することができました。
初めての転職に挑戦する人ほど、Webサービスを利用して簡単に作成することがおすすめです。
転職エージェントについては「教員に強い転職エージェント3選!登録するならコレだけでOKです【最新版】」の記事でもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ|履歴書と職務経歴書の違いを知って、転職活動の準備をしよう!
改めてこの記事をまとめます。
- 履歴書と職務経歴書の違いは「目的」
- 履歴書は自分のプロフィールになるもの
- 職務経歴書は自分をアピールするもの
- 項目や書き方には違いがあるので要注意
- 教員の転職なら職務経歴書に力を入れよう
- 簡単に作成するなら転職エージェントに登録するべし
履歴書、職務経歴書の違いが分かったでしょうか。
どちらも転職活動には必要な書類です。
せっかく作ったのに「間違えた!」ってことになると時間がもったいないですよね。
転職エージェントなどでテンプレートをダウンロードして、間違いないように準備をしましょう。
転職エージェントで簡単に作成することもできますが「登録はちょっと・・・」という人は僕が転職活動で実際に使った履歴書、職務経歴書も配布しています。
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